診療に関する素朴な疑問・・

柔整治療

http://raakosan.com参照
整骨院では、どういった形で診療しているのかということがわからない方も多く
いらっしゃるかとは思いますが、近年は、整骨院や柔道整復師もかなり増えて、
認知度も上がったかとは思います。最初に訪れる方はやはり不安がある方も聞くと
少なくはないです。そこで、ご参考程度にこの投稿を見て頂ければと思いました。
当院は、保険診療、自由診療、自賠責治療(時により任意保険、後遺障害)、
労災をご提供しており、場所により、子育て支援や生活保護の取り扱いもございます。

●保険診療
 健康保険証を使って、施術を行う方法です。ただ、健康保険証は、適用の疾患
 と適用範囲が決まっており、これに基づいて保険が使えるのか否かを問診で
 お聞きし、判断をさせて頂いております。健康保険証が扱える範囲は、法律で
 定義が定められており、「療養費の支給対象となる負傷は、急性又は亜急性の
 外傷性の骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷であり、内科的原因による疾患は
 含まれないこと。なお、急性または亜急性の介達外力による筋、腱の断裂に
 ついて算定して差し支えないこと。」と記してあります。少し難しいかも
 しれませんが、簡単にご説明すると、「負傷日(ケガ)から10日以内のもので、
 この10日以内というのは急性か亜急性のものであると解釈され、慢性疾患
 (痛みがなく、単に疲労感やだるさ)のみは適用ではないということ」です。
 急性とは、急な強い力が体にかかり、それによって耐え切れなくなった部位に
 ケガが発生するものです。亜急性とは、一回の外的外力ではなく、何回か、
 繰り返しの小さな外力を蓄積し起きるケガのことです。
 
 http://www.oyako.info/hao/hao06.php参照

●自由診療
 整骨院、それぞれの店舗様で、自由に決められる金額のことです。特別な
 技術を有したり、それぞれの先生の考えにより、提供する技術や施術に合う
 金額設定をすることができます。健康保険での適用範囲外は全てこちらでの
 施術になるということです。

●自賠責保険治療
 「交通事故による被害者を救済するため、加害者が負うべき経済的な負担を
 補てんすることにより、基本的な対人賠償を確保することを目的としており、
 原動機付自転車(原付)を含むすべての自動車に加入が義務付けられて
 いるもの」と定義されています。知らない方もいらっしゃるかとは
 思いますが、車検時に、強制保険として費用に含まれているものですので、
 初めてお知りになった方は明細等をご覧ください。又、自賠責保険に加入
 していない場合は、無保険運転になり、その時点で違法なのです。
 適用として、人的賠償となりますので、物損事故は対象になりません。
 いわゆる交通事故治療はこうして治療が行われ、必要であれば加害者側の
 保険会社様の保険サービス(任意保険)を使ったり、ある程度治療して、
 症状固定となってしまい、まだ痛みや不自由が残っている場合は、自賠責
 保険とは別に、後遺障害の認定を受ける場合もあります。
 
 https://otonmedia.jp/post-11327/参照

●労災
 労働災害のことをいい、ご存知の方は多いかと思いますが、労働者が業務中、
 あるいは通勤中に起きた負傷、疾病、障害、死亡に対して保障することです。
 整骨院が扱う範囲としては、当然、負傷のみになります。労災は、会社が
 関係してくるものですので、非常に審査が厳しく、書類も多く発生しますが、
 認定されてしまえば、少なくとも半年以上は治療ができます。認定が厳しい
 分、審査に通れば、良い待遇を受けられる可能性が高いということです。
 どういった場面が業務中あるいは通勤中になるのかがポイントになります。
 他の保険とは併用できません。

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