http://www.fumira.jp/cut/medical/file151.htm参照
●痛風になると、どこに症状がでてきやすいのか?症状がでてきやすい場所としては、足の指や足関節です。
ですが、症状としてでてくるところは、ほとんどの関節で肘や手関節、足の甲やアキレス腱部など様々な
所に症状が現れます。これは、血中の尿酸値が上昇することによって、高尿酸血症状態になり、これを体が
排除しようとするときに白血球が現れ、これが活動している時に急性関節炎として痛風の症状が現れるのです。
又、なぜ、関節に多く症状が現れてしまうのかというと、尿酸結晶は元々体にあり、これが偏った食生活や
運動不足などによって、多く蓄積してしまい、溜まりやすい関節に沈着を多く起こしてしまい、症状が関節
にでてしまうのです。慢性的な、痛風をもっている方になると、痛風結節と言って、痛みを伴わないが、
耳や、手、足など血行に乏しい部分に腫れを伴った症状がでることがあります。
https://medicalnote.jp/contents/161007-001-HE参照
●痛風が起こりやすい方は、
➀暴飲暴食(早食い・大食い)をする人。
➁肥満体系にあり、運動をしない方
➂スポーツや仕事を過剰にやりすぎている人(ストレスも絡むため)
この3つが大きく関係すると考えられます。要は、生活習慣病にかからないため、ほどほどの運動と
ちょっとした食生活を気を付ける意識があれば防げる症状だということなのです。痛風は、ひどくなると
尿酸結石が生じ、腎障害が起こることがある。
●痛風における食生活で気を付けることは、皆様も知っている方が多いとは思いますが、プリン体の多いものを
なるべく控えるということです。プリン体は、摂取すると、肝臓で分解され、尿酸となります。それが、
腎臓に運ばれ、再吸収と排出に分かれます。尿酸は元々、体にあると前述で言いましたが、この再吸収と
排出のバランスが崩れ、多く、血中に尿酸が運ばれる状態になると蓄積し、痛風が発生しやすい状態になる
のです。血液検査での尿酸値の痛風における正常限界値は、7.0mg/dlです。これは、血液中の100dl中に尿酸が
どのくらい含まれているかというものです。なお、医療機関により、若干異なるようです。
◦プリン体の多い食べ物
果糖を多く含む食品(はちみつ、果物、ジュース、スムージー、缶コーヒー、チューハイなどのアルコール)、
レバー、白子、えび、いわし、かつお、アジ・さんまの干物など。
◦プリン体の少ない食べ物
玄米、パン、そば、乳製品、大豆類、キャベツ、トマト、ニンジン、海藻類、ほうれん草、カリフラワー、
アーモンド、ラム肉、豚バラ・ロースなど。
・痛風は起こってからでは、症状がかなりきつい疾患になりますので、普段から、「ここのところ、栄養が偏って
いるな」とか「昨日は食べ過ぎたな」とかそういったちょっとした意識でならずに済む場合がほとんどだと思い
ます。食生活はしっかり強弱をつけて、QOL(生活の質)を維持していくことが大切です。