いつものお風呂を効果的に! 疲れをとる入浴法について!

信州ブログ

一日の終わりには疲れを癒すためにお風呂に入りリラックスしたいものです。

ですが毎日時間を確保してゆっくり湯船に浸かるのも中々難しいですよね

時間が無い時はやっぱりシャワーで済ませてしまうことも多いと思います。

今回は一度の入浴でも効果的に疲れを癒す方法について紹介したいと思います。

●入浴の三大効果

●温熱作用

温熱作用とはその名の通りに熱刺激により様々な効果が得られることです。

水は熱伝導が良く入浴をすることにより素早く体を温めることができます。体を適度に温めることで血流の巡りは良くなりその影響で血圧も安定してきたりします。

血管も拡張し新陳代謝が亢進します。これにより溜まっている老廃物を流してくれたりする美容効果もあります♪

●水圧による作用

湯船に浸かることで少しですが水圧が生じます。

この水圧は体の血管に作用し特に『足のむくみ』の改善につながります。

水圧により足の筋肉やリンパの流れが良くなり溜まっている水分などを流してくれ、結果むくみの改善につながります。

●浮力による作用

水圧とは別に浮力による作用も得ることができます。

湯船に浸かることで浮力が生じ体重の約10分の1ほど体重が軽減します。

これだけ体重が軽減すれば普段骨格を支えている筋肉や関節が弛緩し体を休めリラックス効果を得ることができます。

これにより肩こりや腰痛などと言った筋肉に負荷がかかり生じている症状などは温熱作用も加わり軽減することもしばしばあります🌼

●入浴の質を向上させる方法

お風呂は体にいいからと単に入浴するだけではそんなに疲労回復や保温効果を得ることはできません。

いきなり熱いお湯に浸かったり、短時間だけ浸かる、長時間入りすぎてしまうなどのことは逆効果になることがありますので注意が必要です。

お風呂に浸かる際にはかけ湯から半身浴、全身浴とゆっくり時間をかけて入るようにしましょう。

質を向上させる方法としては●水分を摂る●筋肉やリンパをマッサージする●ゆっくり丁寧に入浴するなどを心がけると効果的です。

●水分を摂る

これは言われずとも行っている方が多いと思いますが水分補給は大切です。

入浴すれば当然汗をかきます。汗をかいてばかりでは体から水分が抜けていくだけなので脱水状態になってしまい体に逆効果です。

入浴する時間にもよりますが『コップ1.2杯』の水を摂取してから入浴し、浴槽から出た後も同じく水分を摂取するように心がけましょう!

汗と共に余分な生理物質や老廃物を排出してくれるので美容効果やダイエット効果も期待できます🌼

●筋肉やリンパをマッサージする

お風呂に浸かりながらマッサージを行うことはかなり効果的です♪

上記した浮力や水圧、温熱作用が加わった状態でゆっくりリンパの流れに沿って筋肉をマッサージしてあげると筋疲労の改善はもちろん、リンパの巡りが良くなり老廃物を排出、むくみの改善、血行促進などの効果を期待できます🌼

●ゆっくり丁寧に入浴する

入浴の仕方も熱いお湯に短時間だけ浸かったり、いきなりザブン!と浸かったりするのはあまりよくありません。

ゆっくりと丁寧に入浴するだけで入浴の効果は倍増します。

一気に全身浸かるのも気持ちがいいですが理想はかけ湯から入り半身→全身と慣らしながら入り全身浸かって顔がポカポカする程度まで温まるのが良いとされています。

顔がポカポカしてくるのは全身が温まったサインですのでこのタイミングでお風呂から上がるようにするとのぼせたりするのを防ぐこともできます。

●入浴の適切な温度は?

入浴する時の温度も好みで分かれ熱いのが好きと言う方もいれば熱いのは入れないから低めが好きと言う方もいます。

お湯の温度も用途によって変化させることで効率よく効果を得られます。

温めるのがいいからと言ってただ温度を熱くして入浴すればいいと言うことでも無く『ゆっくり浸かりじっくり体の真から温める』ような気持ちで入浴をするのが大切です。

基本的には40℃前後の温度が適温とされています。

40℃前後から少し低めのぬるま湯である場合でもゆっくり浸かることで自律神経調節効果やリラックス効果を得ることができます。

逆に熱めのお湯は血圧の急上昇に気を付けtれば新陳代謝の亢進にもつながります。

●まとめ

今回はいつもの入浴の効果を倍増させる方法をいくつか紹介しました。

特に疲れを取りたい時には熱すぎないお湯にじっくり浸かり筋肉やリンパをマッサージしてあげると効果的に疲れをとることができます🌼

何気ない入浴でも温度や入り方によって効果が違ってきたり逆に体を疲れさせてしまうことがあります。

入浴は自分に適した入浴法や目的に合わせた入浴ができれば疲労回復や冷え症、むくみなど様々な症状に効果を期待できるセルフケアの一つです。

これからの寒い時期には特に入浴に気を使って体を労わってあげましょう♪

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