皆さん食べ物についてどのように考えていますか?
食べ物は体を養うために必要な栄養素を摂取すること、だけと思っている人は多いと思います。
それ以外にも大切な要素があります。それはいのちバランスを整える働きがあることです。
今回はいのちのバランスを整える方法を紹介したいと思います。
結論から言うと、いのちバランスを整える方法は3つあります。
●食べ物を陰と陽に分けるて考える
●自然の摂理や風土にあったものを摂取する
●食べる物の割合は歯で決まる
以上の3つを詳しく説明していきたいと思います。
●食べ物を陰と陽に分けて考える
この世のものは全て陰と陽で構成されています。
簡単な例を上げると、お風呂がわかりやすいと思います。お風呂は暖かい水(陽)と冷たいの水(陰)が混ざりあってできています。
この2つの水が丁度いいバランスを保つことにより、お風呂ができます。
ここでポイントは丁度いいバランスです!このバランスが取れてる状態を中庸(ちゅうよう)と表現します。
水が熱すぎても冷たいすぎてもお風呂として成り立たないのはわかると思います。
食べ物でもその考え方は変わりません。陽と陰の食べ物がからだに入り、バランスを保っていることで健康な状態でいられます。

ここで陰陽に分けた食べ物の図を紹介します。
※野菜などは基本的に夏と冬で陰陽に分けることができます。
夏に取れる野菜は(陰)の作用があります。夏は暑いのでからだを冷やす(陰)作用があります!
冬に取れる野菜は(陽)の作用があります。冬は寒のでからだを温める(陽)作用があります!
イメージはシーソーのような感じです。どちらにも傾かずバランス(平行)が取れている状態を作りましょう。
できるだけ意識してほしいことは、中庸の食べ物を摂取することでバランスを保ちやすくなり、バランスも崩しにくくなります(^。^)
●自然の摂理や風土にあったもの摂取
自らが育った風土に合ったものを食べ、旬の食べ物を積極的に摂取することが健康に繋がります。
遠い昔の時代は狩をして動物を捕食していました。他にも身近にあるもの採取して生き延びてきました。
このことから昔の人は風土にあった身近なものを食べることが習慣になっていました。その為、からだも長年同じ習慣が続いているので、風土にあった食べ物は分解や吸収もスムーズにできます。
これを意識するだけでも、改善できる疾患はたくさんあると思います。
もう一つ意識して欲しいのは旬の食べ物を積極的に食べることです。
基本的に季節で取れる食べ物が異なります。昔は今と違い保存できる環境が極めて少なかったです。その為、主に旬の食べ物を摂取するしかなかったともいえます。
旬とは食べ物の生命力が最も強いことを意味します。そのため栄養もたっぷりと含み、元気の源になります。四季をしっかりと感じながら生きていくことが大切です!
このように旬の食べ物を摂取することは、自然の摂理に逆らわずに、自然と共に生きることになります。
今は技術の発展により、冬に夏野菜を栽培できたり、南国のフルーツも輸入により広い食べ物がいつでも食べられるようになりました。
それ故にからだに負担をかけてることも事実だと思います。
なので育った風土に合った食べ物をとり、生命力の強い旬の食べ物は積極的にとることが一番の健康への近道だと思います。
●食べる物の割合は歯で決まる

主に食べ物の割合は歯の本数で決まっています。
●臼歯 平べったい(すりつぶし歯) 20本
●門歯 しかくい(かみきる)8本
●犬歯 とんがっている(きりさく)4本
このことから人は穀物が62%、野菜類が25%、肉類が12%になります。
比率でいうと5対2対1の割合にあります!
人間の歯はしっかりと意味を持っていること意識しましょう🌼
●まとめ

今回はいのちバランスを整える方法について3つのことを紹介しましたので、重要な部分を再確認します。
●食べ物を陰陽に分ける
ここで一番大切なのはバランスです。食べ物を取れた産地や時期なのどで大体(陰)と(陽)に分けることができます。
できるだけ中庸のもの食べることにより、よりバランスを保ちやすくなります!
●自然の摂理や風土に合ったものを摂取
自らが育った環境や風土にあった食べ物を食べることで、消化吸収がスムーズに行われ、また旬の食べ物は最も生命力が強く栄養も豊富なので積極的に食べることを意識しましょう。
●食べる物の割合は歯で決まる
食べ物の割合は歯の持っている性質で決まります。
穀物類5→野菜類2→肉類1が理想!
最近の日本では栄養素を重視していますが、それ以外のことはあまり意識できていないと思います。
この際に栄養素も考えて、さらに食べ物を産地や時期で陰陽に分け、食べ物の割合も理想に近づけることでより高い効果があると思います!