膝がズキズキ痛む、階段を上り下りするのが辛い、なんだか安定しない、水が溜まっている感じがする・・・
などの膝周りの悩みって多いですよね・・
なぜ膝周りはこのような痛みが出てきてしまうのでしょうか?
まず膝関節は太ももの骨である大腿骨とふくらはぎの骨である脛骨、そして膝蓋骨(膝のお皿)の骨で構成されています。そしてこの関節を両サイドから内側側副靭帯、外側側副靭帯、中の方で前後に張っている前十字靭帯、後十字靭帯と言う靭帯がありこのすべてを関節包と言う滑液で満たされた袋に包まれたような構造をしています。
足の運動の軸や要となりますので受ける外力やストレスはとても多いです!
一般的に階段を下りるときに膝にかかっていると言われている外力は300キロほどとされています!
こんな体重の倍以上の外力がかかっておりそれを受け止めています。正常ならば痛みは生じませんがなにか異常が生じた場合にはこれほどの外力がかかっているためズキズキやピキッとする痛みが生じてきてしまいます。
また長時間立位の状態で膝が伸びた状態でいても毛細血管、組織などの伸長や圧迫により血流が滞り痛みやだるさが生じてきてしまいます。
また膝の上の筋肉である大腿四頭筋と言う筋肉の萎縮や筋力低下が起こると膝蓋骨の固定力が低下し曲げ伸ばしした時に不安定な感じや力が入らない感覚などが生じてきます。
もちろん突発的なケガなどでも膝は大きく損傷されてしまいます。一番多いと言われているのが靭帯断裂です。運動量の多い青年期に多いです。バスケットボールで着地した際やターンした際などに多いです。靭帯などを損傷してしまうと予後はあまりよくなく長期の固定、リハビリなどが必要となってきます。
ではこのケガ以外の痛みに対してはどのような治療法や対処法があるのでしょうか。
筋肉が疲労し張りを帯びている状態ではやはり筋肉を弛緩させストレスを除去、血管圧迫の開放などを行います。その後に張りを帯びている筋肉をストレッチします。このようなことで筋肉を十分に弛緩させ血流の流れをととのえてあげます。
大腿四頭筋の筋力低下がみられる場合には日常生活内で支障のでない程度に筋力強化を行い膝関節を強化、固定させます。筋力は落ちてくるのは早いですがつけるにはそれなりの時間と努力が必要ですので毎日の散歩やジョギングなど定期的な運動習慣があるととてもいいです!(^^)!
この他にも膝の疾患や治療法はまだまだりますが今回はこのような症状について書かせていただきました。
何年も同じような痛みやだるさがありもうしかたがないと割り切って諦めてしまっている方も多いと思いますが一度しっかりと専門の医療機関などで治療を行ってみてはいかがでしょうか?
少なからず身体には変化が現れそれが改善、治癒の先駆けになるかもしれません。
当院でもなにかわからないこと、気になることがある方にはご相談をお聞きしその方が求めている効果の発揮や治療を行っております。
気になること、お悩みなどがある際にはぜひ一度ご来院下さい!
スタッフ全員全力で対応させていただきます。
信州鍼灸整骨院℡048-864-5400(相談可能)