前回の投稿で『糖質』についての説明や摂取しすぎてしまうと良くないと言うことを書きました。
今回はその応用編で『糖質』のバランスの良い摂取法を紹介していきたいと思います(*^^*)
●一日の摂取量の目安は??
糖質の男女の一日の摂取目安量は・・・
男性:約330グラム
女性:270グラム (男女ともデスクワークを主体としあまり活動量の少ない場合)
カロリーの男女の一日の摂取量は・・・
男性:2200±200カロリー
女性:1400~2000カロリー (男女とも活動量の比較的少ない場合)
このような目安量があります。
●糖質とカロリーの違いは?
お店などの商品でよく『糖質オフ』や『カロリーオフ』と書かれているものをみると思いますがそもそも『糖質』と『カロリー』の違いって何なんでしょうか?
簡単に説明しますと、まずカロリーですがカロリーとはエネルギーの単位のことを指します。
1リットルの水の温度を1度上昇させるために必要なエネルギーが1カロリーとなります。
1グラムにつき脂質が約9カロリー、炭水化物と蛋白質が約4カロリーの熱を出すとされています。
カロリー制限ダイエットなどはこれを生かして食事のカロリー量をだして消費する量よりも少なくするような仕組みです。
次に糖質ですが糖質とは炭水化物から食物繊維を抜いたものになります。
名前に『糖』と入っているので砂糖や甘い物の中にたくさん含まれていることを想像する方も多いと思いますが私達が普段から主食としている『ご飯』、『麺類』、『パン』などに多く含まれています。
まあ炭水化物に多いと言うことですね・・・
以外にも高カロリーと敬遠されている脂質類や卵類、肉類などには『糖質』は少ないです。
高カロリーのものには糖質も同じように多く含まれていると言うわけではないのです(*’▽’)
※ダイエット
糖質を制限したダイエットやカロリーを制限したダイエットなど様々なやり方がありますがこの『糖質』と『カロリー』の違いを知っていると効率よくダイエットができると思います!(^^)!
脂肪と糖質は共に活動時のエネルギーとなりますが『糖質』の方が優先的にエネルギーとして使われます。ですので脂質を制限した食生活を心がけていても糖質が多い食生活だと糖質が優先的に燃焼され蓄積されている脂質などは後回しになりますのであまり変化が起こりにくいと思います。
糖質を控える食事を心がけると蓄積された脂肪をエネルギーとして使いますので効率よくダイエットができると思います!(^^)!
やみくもに食事制限をしたりすると『健康』に問題が生じてきてしまうこともあり危険なので極端なダイエットや無理なダイエットは止めましょう。
●まとめ、バランスの良い摂取法とは?
糖質は活動時のエネルギーになる大切なものですがバランスよく摂取することが大切です。
取りすぎも取らなすぎも良くないです。
糖質は摂取されると素早くエネルギーとして消費されますが余ったものは肝臓や筋肉にグリコーゲンと言う貯蔵型の糖質になり貯蔵されます。それでも余ったものは肝臓で中性脂肪に変えられて脂肪として蓄積されます。また過剰摂取は血糖値を低下させるホルモンである『インスリン』の分泌低下や効果が薄くなってしまうなどの問題が生じてきます。
摂取量が少なすぎると中枢神経系のエネルギーが不足しますのでボーッとしたり、だるさ、無気力など全身的な症状が生じてきます。
普段食べる食材のだいたいの糖質量や脂質量を把握して摂取するようにすればバランスよく摂取できると思います(*^^*)
と言っても『糖質』は主食に多く含まれているので『摂取しすぎる』場合の方が多いです。
糖質の量を減らして代わりに普段不足しがちな『ミネラル』、『ビタミン』、『食物繊維』などを摂取するようにすると食事としてもバランスの取れたメニューになります!(^^)!
人間の身体は摂取した食べ物でできています。偏った食事や若いからいいやとカップ麺などばかり食べていると後々何らかの不調が生じてきたり、生活習慣病などの疾患に罹患しやすくなってしまったりします。
少しの意識でも長く続けていれば効果はあります!
普段の食生活を少し意識して健康な体作りを行いましょう!(^^)!