●原因
現代人は歩き始めの頃より足を靴下で覆い平らな所ばかりを歩いている
ために足裏が刺激不足となり足底反射が起こらず踏ん張る力が発達して
いません。重力の負担に負けているのです。その結果、親指の付け根を
多く打ちつけ過ぎて骨が出っ張ったりあるいは横中足靭帯がゆるみ足指が
曲がってきます。それが外反母祉や指上げ足の原因になっています。また、
ヒールやパンプスを履いた時脱げないようにするために余計指を上げ親指の
付け根で歩く癖がつきます。これにより、骨が出っ張ってくるのです。
また、ヒールやパンプスを履いた時脱げないようにするために指を上げ
親指の付け根で歩く癖がつきます。これにより、骨が出っ張ってくるのです。
また、御本人は気づいていない軽い「脚長差」つまり下肢の長さの左右差の
ために外反母趾になることがあります。姿見の鏡を見て、自分の左右の肩の
高さが同じかチェックしてみてください。先天性股関節脱臼のために3-5cm
くらいの脚長差がある人もあります。特に外反母趾では左右の足の形が大きく
違うので市販靴ではダメなのです。左右の足に合わせた整形靴、厚い中敷きに
よる調整が必要です。
https://p-dress.jp/articles/4169参照
https://www.pinterest.jp/pin/381750505900854576/参照
●治療法
当院では、軽度のもおであれば、運動療法とテーピング等の補助して
あげるもので、処置をしますが、湾曲のひどいものや疼痛が強くでて
しまっているものは、親指と人差し指の間に入れるクッションを用いて、
歩き方のアドバイスを行っていきます。外反母趾は、根本がなにが
悪いのかを見極め、それを改善していかない限りは絶対に治りません。
そのとき、そのときの痛みを緩和させることはできてもまた何回も同じ
ことが繰り返されることが多いのです。姿勢や、足関節、体重のかかり方、
筋肉のある、無いの見極めをしっかりやっていくことが治療にとても
大切なことなのです。なにかお困りの際はお電話にてお問合せ下さい。