みなさんは夜、または日中に足がムズムズする、足を無性に動かしたくなる、足の中を虫がはっている感じがする・・・などのことを感じた事はありますか?
この症状が続いている場合は『むずむず脚症候群』と言う病気かもしれません。。
あまり聞き覚えがない疾患だと思いますので詳しく見てみましょう!!
○むずむず脚症候群とは?
別名をレストレスレッグス症候群、下肢静止不能症候群とも言います。その名前の通りに脚がムズムズする、嫌な感じがして無性に動かしたい、などの症状が布団に入ってリラックスしている時などに出る神経系の疾患です。
特徴として仕事中や集中している時などにはあまり症状が現れず一日の予定が終わりやっと一息、、と言う時に症状が発生してきます。寝ようとして布団に入ったときなどにも表れその症状によりなかなか寝付けず不眠になってしまいそれに伴ってまた別の症状が出てきてしまいます。
はっきりとした原因は不明で絶対的な治療法もあるわけではありません。あるデータによるとうつ病を併発している方が多いとのことです。
○原因
先ほども申しましたがはっきりとした原因はわかっておりません。
ですが脳から分泌されるドーパミンの異常、鉄欠乏性貧血、心因性のストレス、うつ病からの発症、出産、などが原因ではないかと考えられています。また自律神経系の伝達がうまくいかずに発症する場合もあります。
鉄欠乏性貧血になっている方に発症しているケースが多く体内の鉄不足も原因ではないかと考えられております。
うつ病からの発症もありますが、ムズムズ脚症候群になってしまい夜に十分な睡眠がとれず寝不足になり、お仕事やプライベートの面でストレスがたまりうつ病に陥ってしまうケースもあるようです。
○症状
症状は様々ですが一番多くこの疾患の特徴的なのが足の中がムズムズして動かしたくなる症状です。
足の外側ではなく中の方の奥の方にムズムズした感じがする、虫がはっている感じがするなどと言った症状が大多数です。そのムズムズする感じは人によっては足だけに出ている場合もありますし背中や、顔面、腕、など症状が出る部位は人それぞれで様々です。
このムズムズした感じが夜や日中時間を問わず出てきて無性に足を動かしたくなります。ですが寝ようとしている時に症状が現れ動かして少し楽になってきたがまた時間が空くと症状が出てくる。これを繰り返してしまい結果不眠症になってしまいます。
それによりうつ病になってしまい症状が進行してしまうケースもあります。
ですのでもし病院などで診察してもらう際は神経科や精神科、などを受診しましょう。
○当院での治療
当院では長年ムズムズ脚症候群の方の治療に携わってきました。
その中で様々な症例を経験しその人に合った治療を行ってきました。やはり病院などでは薬を処方されて様子を見ることがほとんどなので良くなっている実感があまりありません、
当院ではそんな方々の意見を聞き一人一人に合った治療を心がけております。
もしもムズムズ脚症候群または似たような症状でお困りの方はどこに行っても治らない、と決めつけず当院に一度ご来院ください。経験豊富なスタッフが対応させていただきます。