鼻と目がつらいあなた!東洋医学で花粉症予防

柔整治療

今年は去年よりも花粉の量が5倍とも報道されています

花粉症に悩まされている方は例年増えてきております。私自身も今年から薄っすら花粉症の症状が出始めました(笑)

なので今回は花粉症のメカニズムと東洋医学的観点からみる根本的な予防方法を紹介していきたと思います。

花粉症とは?

花粉症はアレルギーの一種に含まれて、アレルギー分類が1類~5類あるなかで1型アレルギに分類されています。他にも同じ1型アレルギーには気管支喘息、アトピー性皮膚炎などがあります。花粉症の場合は、飛んできた花粉が鼻や目の粘膜上皮に付着することで、アレルギー症状の原因物質であるヒスタミンが活性化します。

このヒスタミンが同様に粘膜上皮に存在するH1受容体と結合することでたくさんの作用が発現します。かゆみを感じる知覚神経の刺激、白血球の働き活発になり鼻水がでたり、くしゃみ、かゆみなどの症状を発症させていることがわかっています。

ちなみに市販の花粉症薬はこのH1受容体の作用を抑制し、ヒスタミンと結合できないようにすることでアレルギー抑えています。なので花粉症薬はアレルギーを一時的に抑えるだけで、花粉症の根本的な治療薬ではありません。

東洋医学的にみる花粉症

東洋医学では『森を見て木を治す』という言葉があります。この言葉は全体を診て、個を治すということを表しています。
花粉症を持っている人は必ずと言っていいほどたくさんの主訴を抱えています。例えば頭痛・生理痛・末端冷え性・巻き爪などの症状が同時に体に発現していることが多いです。
花粉症だからといって花粉症だけの対策をしても、改善されないことが多いです。体は全て繋がっています。なので体全体の健康を整えることで結果的に花粉症も改善されます。
花粉症を予防するということではなく、花粉症になりにくい体づくりが大切です。そこでできるだけ健康な状態でいることが大切になってきます。

花粉症になりにくい体づくり

腸内環境を整えてることで花粉症になりにくい体づくりができます。日本は第二次世界大戦以降に大きく食文化が変わりました。パンや麺などの小麦をたくさん使ったものや、チーズやヨーグルトなどの乳製品を頻繁に食べるようになりました。
その結果、いつもとは異なる食べ物なので消化がうまくできず、体自体もエネルギーがうまく吸収できない場合がでてきてしまいます。
そのため体の免疫力が下がり花粉症になりやすい体になってしまいます。特に小麦・果物・白砂糖はかなり体を冷やしやすく、胃腸の働きを悪くする原因にもなります。

注意する食べ物

・小麦 麦
・アイスクリーム
・乳製品「ヨーグルト・チーズ・生クリーム」
・果物 「マンゴー・パイナップル・バナナ」
・生野菜 

体は急激な食文化の変化に対応できず、海外から入ってきた食べ物や体を冷やす食べ物は消化する際にたくさんのエネルギー消費してしまいます。
そうするとエネルギーを使い過ぎてしまい、胃腸の消化する機能が落ちてしまい、体全体に栄養を送ることができなくなってしまいます。栄養がうまく供給ができないと免疫力も下がってしまいます。

積極的に食べる物

・納豆

 ・漬物

 ・味噌汁

 ・おひたし

 ・サツマイモ

 ・焼魚

逆に積極的に食べた方がいい食べ物は昔からある日本食です。昔からある日本食は長年食べ続けられた物なので消化吸収するのに慣れています。

どんなに栄養価の高い食べ物でも消化吸収できなければ、意味がありません。

なので一番いいのは日本食で栄養価の高い食べ物をとることが大切になります。後は日本食中でも相性のいい食べ物を探求し続けることが重要になってきます。

まとめ

今回は花粉症になりにくい体づくりの方法を紹介しました。どうしても症状が酷くてつらい人は薬を使って一時的に抑えることは大切だと思います。
いつまでも薬に頼らなけばいけですが最終的に根本をよくしないといません。
地道ではありますが食事をできるだけ意識して、少しずつ体質を変えていくことは重要だと思います。まず最初に意識することは栄養価の高い食べ物を食べることよりも、消化吸収がしやすい食べ物意識して食べるようにしましょう(^^)/
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