食べ物で改善! 自律神経を整える食事法について!

健康情報

自律神経とは『交感神経』『副交感神経』の2つからなる神経で人間が意図していない内臓運動の調節や行動する、休むなどの行動をサポートしている神経です。

この自律神経は健康に過ごしていくには欠かせない神経ですが現代のストレス社会では自律神経が乱れている方が多いと言われています。

自律神経が乱れると『自律神経失調症』『うつ病』と言った疾患になってしまうことが多くその改善のために自律神経を整える方法が多く考えられています。

自律神経を整える方法には日常生活の見直しやカウンセリングなど様々なものがありますが今回は『食事』を通して自律神経を整えるのに効果的な食べ物や食生活を紹介していきたいと思います。

●3食しっかりご飯を食べる

これは3食しっかり欠かさずにご飯を食べるようにしましょうと言うわけではなく『毎日しっかり決まった時間にご飯を食べるようにしましょう』と言う意味です。

もちろん3食しっかり食べることも大切ですがそれよりも食事の時間をある程度決めて摂取することが大切です。

毎日ご飯を食べる時間が極端にバラバラだと体内の日内リズムが崩れ結果自律神経が乱れやすくなってしまいます。

ですがバラバラの時間帯に食事を摂取すること自体が自律神経を乱すわけではありません。

基本的に食事を摂取した後は『副交感神経』が優位になり体はリラックスした状態になります。

そのタイミングが極端にバラバラだと体に良くなくて例えば仕事をしながら食事を摂取したりしていると体は副交感神経優位の状態になりたいのに状況がそうさせてくれないことが問題です。

さらに毎日食事をする時間帯がバラバラだとお腹が空く時間帯もバラバラになり夜中や仕事中など自分がフリーの時にご飯が食べれなかったりすることも問題です。

●朝食はしっかり食べよう!

一日の中で食事をするタイミングはだいたい朝、昼、晩の3回だと思います。

その中でも特に朝食を食べることが自立神経を整えるのには大切です!

朝食には夜間寝ている間に代謝などで失われたエネルギーを補給する役割や寝ている時に下がった体温を上昇させて体のやる気スイッチをオンにして朝からの活動をサポートしてくれます。

朝起きたらまずカーテンを開けて朝日を浴びて重すぎない軽めの朝食を摂ると朝から交感神経へスムーズにバトンタッチができて効果的です!

●自律神経を整えるのに効果的な栄養素を紹介!

◆ビタミンB群

ビタミンB群には神経の興奮を抑えて体を落ち着かせリラックスさせてくれる作用があります。

また自律神経の構成成分には『ビタミンB12』が含まれていているのでビタミンB群を摂取することで神経の代謝が高まり活発で正常な機能を保つことができます。

含まれる食材には豚肉、ほうれん草、レバー、ニンニクなどがあります。

◆マグネシウム

マグネシウムには交感神経を抑制し体の興奮を抑えて心拍数や血圧を下げる効果があるとされています。またマグネシウムの効果で血管が拡張し血液の流れが良くなり臓器の保護にも良い作用をもたらしているとされています。

含まれる食材には、ほうれん草、ヒジキ、アーモンド、玄米などがあります。

◆鉄分

鉄分は赤血球の構成成分であり鉄分が不足すると体に酸素を運搬しにくくなり脳が酸欠状態になると思考能力の低下や意欲の低下を招き自律神経にもダメージを与えます。

鉄分は貧血の多い女性には特に優先して摂取してほしい栄養素です。

含まれる食材にはレバー、カツオ、牛ヒレ、小松菜、空豆などがあります。

また鉄分はビタミンCこ一緒に摂取することで効率よく吸収されると言われています。

鉄鍋などを使った料理では鉄鍋から鉄分が滲み出て食品に鉄分を含ませられるので中華料理には鉄不満が多いとされています。

◆亜鉛

亜鉛も不足すると貧血の原因になったり味覚障害、脱毛、下痢などを起こすとされています。

亜鉛を摂取することで安定した血液供給、神経伝達が可能になり脳からの司令や脳に入る情報をしっかりインプット、アウトプットしてくれます。

含まれる食材には牡蠣、ウナギ、イワシ、わかめ、納豆などがあります。

◆ビタミンC

ビタミンCは副腎皮質ホルモンの原料で不足するとストレスが溜まりイライラしやすくなるとされています。

ストレスを感じると大量に消費されて不足しやすいですのでしっかり補給しましょう!

含まれる食材にはレモン、ブロッコリー、ほうれん草、キャベツなどがあります。

◆ビタミンE

ビタミンEは自律神経やホルモンバランスを調節してくれる作用のある栄養素です。

神経の働きも助けてくれる作用もあります。

含まれる食材には豆腐、穀物、緑黄色野菜などがあります。

これらの栄養素は普段の食事から自然と摂取することが望ましいですが大変であればサプリなどで補うことも可能です。

ビタミンCなどの水溶性ビタミンは体にすぐに吸収されてしまうので毎日定期的にサプリなどで摂取できると効果的です!

⚫︎まとめ

今回は自律神経の乱れを普段の食事から改善する方法を紹介しました。

ビタミンは体で生成することができず食事などの外部から摂取しなければなりません。

それゆえに不足しがちです。

規則正しくバランスの良い食事を心がけて不足しがちなビタミンはサプリでなどで補うよつに摂取するとホルモンバランスや自律神経のバランスも整い疲れにくく健康な状態で日常生活を送れ生活習慣病なども予防できますので食事面から改善してみましょう!

タイトルとURLをコピーしました