自分で改善! 自律神経を整えるセルフケアについて

健康情報

自律神経は『交感神経』『副交感神経』の2つからなる神経で人間が意図しない内臓運動やホルモンバランスの調節などを行っている神経です。

この自律神経は繊細な神経でありストレスを強く感じたりするとすぐに乱れてしまいます。

ストレス社会と言われる現代では自律神経が乱れ『自律神経失調症』などの疾患を患っている方も増加しています。

そして自律神経の乱れは薬などで改善することが難しく長期化してしまいがちです。

そこで今回は自分自身でも行え薬などの治療にプラスして行うとさらに効果を上げることができるような自律神経を整えるセルフケアを紹介したいと思います。

●そもそも自律神経失調症とは?

自律神経失調症は自律神経を構成する『交感神経』『副交感神経』のバランスが崩れうまく調和ができない状態になり体に様々な症状が生じる疾患です。

具体的にここがこうなってるから自律神経失調症と言うわけでは無く自律神経が司る体の働きに異常が生じそれに合わせて不定愁訴やうつのような症状が生じるのが特徴です。

季節の変わり目や環境の変化と言った急な周りの変化が起こった際や過度なストレスを感じた際などは特に自律神経が乱れやすいとされストレス社会と言われたり環境が変わりやすい現代では増加傾向にある疾患です。

また自分自身では気が付かないうちについついやっている行為でも自律神経を乱してしまう行為もあります。

不規則な生活習慣やストレスは自分でも自律神経を乱してしまう恐れがありますので注意が必要です!

●今日から行える自律神経を整えるセルフケア

◆運動や入浴で循環を改善!

誰もが持っているからだの傷を自然と治そうとする力を『自然治癒能力』と言います。

その自然治癒能力を高めるカギが『循環』です。

自律神経失調症や自律神経が乱れている時には体の血液などの循環が悪くなり自然治癒能力も低下します。

運動や入浴を行うことで体の循環を回復させられ自然治癒能力も高まり適度な体のオンオフで自律神経も整います。

◆自律神経を視覚から整える『身の回りの掃除』

片づけで自律神経が整うの?

と思う方が多いと思いますが実はこの方法かなり効果的なんです!

多くの方が経験したことがある学校のテスト前になると勉強しなくちゃいけないのになぜか部屋の片づけに意識がいき集中してしてしまうこの行為。

実は人間の心理が関わっておりテスト勉強などのプレッシャーで高まった交感神経を体が本能的にバランスを整えようと整理整頓など他の特にストレスを感じずにできることを行い副交感神経を高めてバランスを調節していると言われています。

この心理を利用してストレスを感じていたり緊張状態が続き交感神経が優位になってしまっている時に行えば自然とリラックスし心に余裕が生まれて少し落ち着けると思います。

自律神経が乱れている多くの場合は過度なストレスや緊張感が抜けないなどの原因で交感神経が優位になっています。

ですのでイライラしたりストレスが溜まっている時は何も考えずに部屋やデスク周りの掃除や整理整頓などを行ってみましょう!

きっと心に少し余裕が生まれ違った考え方や解決法が思い浮かび自律神経も整い気分転換にもなると思います🌼

◆ツボ押し

これは東洋医学的な改善法ですが体にあるツボを押して刺激することでイライラなどの感情を抑えリラックス効果を得ることが可能です。

そんな自律神経を整えるのに効果的なツボを少し紹介したいと思います。

天柱(てんちゅう)

天柱は頸の後ろにあるツボで自律神経を整える効果があるとされています。

またその他にも肩こりや疲労回復、ストレス発散などにも効果的です!

このあたりを探りジーンっと感じる部位を見つけたら10秒ほどかけて指で押してみましょう!

完骨(かんこつ)

完骨も頸の後ろにあるツボで耳の後ろにある出っ張った骨の斜め下あたりにあります。

頭痛解消効果や安眠作用があり睡眠不足や頭痛がある方には特におすすめなツボです。

入浴中や入眠前にゆっくり押してみましょう。

風池(ふうち)

風池も同じく頸の後ろにあるツボで後頭部の髪の毛の生え際の窪みにあります。

完骨と同じように頭痛解消作用がありさらに眼精疲労や肩こりの解消にも効果的です。

目を酷使し続けていても自律神経は乱れてしまいますので疲れ目などを感じている方は是非押してみましょう!

労宮(ろうきゅう)

労宮は手のひらにあるツボで手を握った時の人差し指と中指がくっ付くあたりにあります。

労宮には緊張や不安を和らげる効果があり気分を落ち着かせたい時には効果的なツボです。

このツボもジーンっとくる部位を見つけてゆっくり指で押してあげましょう。

◆アロマなどで嗅覚を刺激してリラックス

アロマなどの心地の良い香りや自分の好みの香りを嗅ぐと嗅覚が刺激されその刺激が脳内へ渡り精神安定ホルモンの分泌やリラックス効果をもたらします。

香りは簡単に楽しめるのに効果が強くリラックス効果もかなり強いです。

ですので自分に負担になる香りを我慢して使うのは止めましょう。

自分好みの香りをドゥフューザーなどを使って楽しんでみましょう♪

◆鏡に向かって笑顔!

よく笑いは体や健康にいいと言われています。

実はこれその通りで笑顔になると体にはいい効果がたくさん起こります🌼

楽しいことがあったりして笑顔になると脳内から『セロトニン』と言うホルモンが分泌されます。

このホルモンは不安感やイライラ感などの負の感情をリフレッシュさせてくれます。

もちろん自然と笑顔になれることが一番良いのですが普段鏡に向かって笑顔を作ることでも脳内からセロトニンの分泌を促すことができますので是非やってみましょう!

●まとめ

今回は自分自身でも行え自律神経失調症で治療を受けている方でもプラスして行うことでさらに効果を上げたり改善することのできるセルフケアについて紹介しました!

自律神経は繊細な神経で日常的に生じるストレスなどでも乱れやすいです。

大切なことはそのままにしないで初期の段階から治療などを行うことですから何かおかしいなと思ったら無理をせずに体を休ませてあげましょう。

今回紹介したセルフケアの方法は自分自身で症状を緩和させることができるので体にも優しく効果的なので是非お試しください🌼

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