薬に頼りすぎない!東洋的にみる発熱・かぜの対処方法

信州ブログ

季節も変わり気温もぐっと下がり体調を崩してしまう人も多くなると思います。

そこで今回は薬に頼りすぎず、食べ物で改善する方法を紹介したいと思います。

まず最初に熱の種類について、主に二つのパターンがあります。

①臓器の腫れ

血液の酸化による臓器の炎症で、全身の細胞に酸素不足の血液が回ってしまう。

②最近やウイルス感染

異物『敵』の侵入または増殖で、体が菌に戦えきれず、弱ってしまうと血液が崩壊し、万病の原因をつくります

このような原因で熱が発生します。

ここからは熱の陰陽と食べ物での対処法を詳しく説明します。

熱の陰陽

熱には、主に陽性の熱と陰性の熱があります。

陽性の熱

陽性の熱の特徴は、インフルエンザのように急に高熱が出るという状態が陰陽でいうと陽です。

陽性の熱はまさに身体の中で激しい戦いが勃発しているようなイメージで、激しい分、戦いは短く終わります。

わかりやすい説明をすると急に足を捻ってしまい、パンパンに腫れている状態です。腫れがひくと痛みはすっかりよくなり、長続きしないのは陽です。

陰の熱   

陰の熱の特徴は、熱はそんなに高くなく、元気が少なくなり疲れやすい状態を陰陽でいうと陰です。

陰性の熱は激しい戦いではない分、戦いが長期戦になってしまいます。なので症状でいうと慢性疾患などがあてはまります。

疲れやすく微熱が続く人は陰性の熱の可能性が高いといえます。

陽性の熱の対処法

陽性の熱

陽性の熱は高熱が出るため、冷やす作用のある食べ物が必要になります。

38℃以上の熱で、その状態が続くと脳にダメージを受けて色々な障害がおきます。まずは解熱することが大切です。

高熱にはまず第一大根湯を飲みます。第一大根湯とは、豊富なビタミンとミネラルと消化酵素をもちあわせ、解熱と発汗を促す。

●第一大根湯とは

大根としょうがをおろして器に合わせ、しょうゆを加えてから沸騰している番茶を注いだもの。

素材の割合

しょうがおろし 小さじ一杯

しょうゆ 小さじ一杯

大根おろし 大さじ三杯

熱い番茶

ポイント すりおろす大根は先の方使う

次はおでこに豆腐パスターを貼ります。豆腐パスターは豊富なカリウム分が冷やすパワーを強力に発揮し、血液中の脂肪分も掃除してくます。

●豆腐パスターとは

水切りした豆腐と小麦粉としょうがおろしを混ぜ合わせ、さらしや布などにのばして豆腐の面を患部に直接はる。

素材の割合

もめん豆腐 一丁

小麦粉 一カップ

しょうがおろし 小さじ一杯

ポイント 豆腐パスターが酸化熱を吸って黄色くなったら替え時

陰性の熱

微熱は不良のサインで、免疫が低下しています。少し食べる量を減らして内臓の負担を軽減しよう。

新陳代謝を促す梅しょう番茶や、体を温める作用のある玄米スープを飲む。

●梅しょう番茶とは

アンチエイジングや疲労回復に効果があるクエン酸を多く含む梅と、免疫力を高めるペクチンを含んだ醤油や体温を上昇させる生姜など、血糖値を下げるポリサッカライドを含む番茶を組み合わせた梅醤番茶は、栄養価が高いうえに美容にも効果てき面だといわれています。

素材の割合

梅干し 一個

純正醤油 大さじ一杯

熱い番茶

しょうが汁 二滴

湯のみ茶碗 

ポイント しっかり梅をつぶしてかき混ぜて、アツアツの内に飲みほす。

まとめ

今回は東洋的にみる風邪の対処法を紹介しました。今の現代社会は薬でなんでも抑える傾向があります。

一時的には治まっても、根本的にはよくはなっていないのでもとに戻ってしまいます。なので食べ物の本来ののパワーを引き出せれば色々な疾患にも対応できるとおもいます。

昔の人は『台所は薬膳所』といっていました。食べ物を陰陽に分けて未然に病気を防ぎ、毎日を健康に送りましょう🌼

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