冷えが原因?冷えによって生じる体の不調について

柔整治療

外の気温もだいぶ低くなり寒くなりました・・・

今年は一段と寒くなると言われており対策が必要ですね・・・

今回はこんな寒い時期にありがちな冷えによって生じる体の不調についてまとめてみたいと思います!

●冷え症

まずは冷え症です。

冷え症は自覚している方から冷え症と診断されている方、とても多いと思います。

特に『末端冷え症』がほとんどだと思います。

末端冷え性とは体の末梢部位(手や足)が他の部位に比べ極端に冷えてしまっている状態です。

なぜこんなに体の部位に温度差が生じてしまうのかと言うと『血流循環』が関係しています。

体の隅々まで熱を運搬しているのは『血液』です。

この血液の循環などに支障をきたすと当然その先の部位は冷えてしまいます。

大体はこのような感じで生じます。

特に寝ている時の血流循環は中枢部を中心とした循環になり末梢の部位には最小限供給されているような状態になります。さらに寝ている時は体を動かして熱を産生することができないのでさらに冷たくなってしまいます。

そんな冷え症ですが改善策としては循環している血液を温めることがいいと思います!

もちろん手袋や靴下で熱が発散されてしまうのを防ぐことも大切です。

それにプラスして湯船にしっかり10〜20分ほど浸かって体温を上昇させたり温かい食べ物飲み物を摂取したりすることで流れる血液を温かくしてあげると効果的です(*^^*)

●腰痛、肩こり

このお悩みはとても多いです!

普段から腰痛や肩こりを自覚しておられる方も多いですが寒くなったり体が冷えてきてくるとさらに症状が目立ったり悪化してしまったりすることが多いです((+_+))

なぜ寒くなったり冷えてきたりすると症状が悪化したり、目立ってきてしまうかと言うと主に…

『柔軟性の低下』 『活動の低下』 『血液循環』 『交感神経の興奮』

が考えられます。

●柔軟性の低下

これは関節や筋肉などが寒さや冷えにより硬くなってしまい生じます。

筋肉は基本的に関節を動かす役割があるため関節をまたいで付着しています。その筋肉が硬くなってしまえば関節の動きが悪くなり関節自体が硬くなってしまいます。

そうなってくると普段正常に動かせる範囲の運動が制限されてしまったり周囲の神経や血管を圧迫するため痛みや痺れなどが生じてきます。

●活動の低下

これは寒いが故にあまり動きたく無くなり同じような体勢で長時間過ごしてしまったりすることによります。

長時間同じような体勢が続いていると筋肉は持続的に収縮し同じ部位に圧がかかり続け血管や神経を圧迫してしまったりします。

このようなことが続けば体も痛くなってきてしまいます・・・

●血液循環

寒くなると体は熱を外に逃がさないように血管を収縮させます。

収縮すればその分流れる血液の量が減少してしまい筋肉などは硬くなってしまいます。

新鮮な血液を送れないこともあり張ってる感じや肩こりなどと言った症状が生じます。

●交感神経の興奮

交感神経も関係してきます。

寒くなったり冷えてくると代謝を高めようと交感神経が興奮します。

血管を収縮させたり体を興奮状態に維持したりします。

持続的に交感神経が優位になっている状態では痛みや重だるさを感じやすくなってしまったり睡眠を障害されてしまいリラックスできなかったりします。

また先ほど記載した要因により発生した腰痛などが気になってしまったり痛みを強めてしまったりすることもしばしばあります。

●倦怠感、意欲の低下

疲れやすくなったり、何もやる気が起きなくなってしまったりもします。

寒さ、冷えにより体が長い時間緊張状態になっているとリラックスすることができずに疲れてしまいます。お仕事などの要因も重なって日に日に蓄積してしまいしっかり睡眠をとっているのにも関わらず倦怠感が生じたりだるさが生じたりしやすいです。

意欲の低下も寒さ故に動きたく無くなりなにもしたくないと思ってしまうことが原因として多いです。

倦怠感や意欲の低下で動かなくなり上記のような症状に繋がることも少なくありません。

⚫︎まとめ

ざっくりとですがこのような事が冷えや寒さによって生じるかと思います。

この他にも風邪をひいてしまったり頭痛が生じたりと色々な症状もあります。

全体的な改善策としてしっかりと体は温めてあまり寒暖差が生じないようにすると良いと思います^_^

まだまだこのような時期は続きますのでしっかりと体調管理を行い健康に過ごしましょう!

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