逆子(骨盤位)への鍼灸治療

元気な赤ちゃんを産むための出産の際に起きてしまうことのある『逆子』。

妊娠し出産の時期が近づくと自然とお腹の中の胎児は頭を子宮孔に向けた『頭位』と言う体制を取って頭の方から生まれてきます。

ですが逆子(骨盤位)では通常子宮孔に頭を向けているはずがお尻や足を向けていてしまい頭が上にある状態になります。この状態では何が危険かと言うと生まれてくる際に下半身の方は外に出ているのに頭が子宮孔に引っかかり出産が難航してしまったりまだ呼吸する顔は外に出ていないので酸素供給は『へその緒』を通じて行っておりそのへその緒が圧迫されたり頸部が圧迫されたりしてしまい『死産』や『低酸素脳症』、『新生児仮死』、『出産後の脳性麻痺』などを起こしてしまう可能性があるからです。

ですので『逆子』のまま出産を迎える際には『帝王切開』を行うことが一般的です。

そんな重篤な危険のあり帝王切開をしてしまえば身体に傷ができてしまう『逆子』ですが様々な治療法がある中で今注目されている治療法が『鍼灸治療』です!

実際に当院で行ってる『鍼灸治療』について少し紹介していきます。

まず胎児は妊娠月日が少ない時ではまだ小さくお腹の中で動き回れるので様々な体勢になっています。そこから大きくなるにつれ徐々に頭位になっていきます。

だいたい逆子は妊娠中期から7か月頃で30%、8か月で15%、9か月で6~7%程の確立です。最終的に骨盤位(逆子)の状態で出産を迎えるのはだいたい3~5%程と言われています。

当院に来院される患者様も妊娠32週、33週頃の方が多いです。

初期に医師から『逆子』と言われても先ほど記載したようにまだ胎児も小さくうごきが多いので自然に治ることを考え特に心配はされませんが妊娠32週、33週頃になってくると胎児も大きくなってきており頻繁に大きく動いたりしなくなってくるのでこの時期になっても骨盤位のままであると対処を考えなくてはいけません。

対処法は様々ありますがまずは『逆子体操』をやる方がほとんどだと思います。

鍼灸治療は胎児にも母体にもリスクや副作用などの心配がなく日本では古来から『逆子』に対する治療として行われてきた治療法です。

当院では主に『お灸』を使って治療を行います。

治療に使う『ツボ』は『三陰交』、『至陰』と言うツボです。

この2つ、特に至陰はネットで検索しても絶対に出てきますし鍼灸治療では逆子にはこれ、と言うくらい有名なツボです。

ツボの場所は・・・

『三陰交』・・・内くるぶしから指4本分上の骨の際。

『至陰』・・・足の小指の爪の外側。

その人によりますがだいたいこのような場所にあります。

『至陰』には米粒の半分ぐらいの大きさ(半米粒大)のお灸をピリッ!と熱く感じるぐらいの感覚で行います。

この『至陰』へのお灸の施術のみで感じる方はお腹の中の胎児がグルグルグルと動いた感覚を感じる人が多いです。そしてそれのみで逆子が治っているなんてこともあります!(^^)!

『三陰交』にもお灸を行いますがお灸の大きさは米粒大の大きさで行います。三陰交へのお灸は子宮の冷えを改善するとされていて胎児を動かすと言うよりは子宮の状態を良くすると言う目的で三陰交にお灸を施灸することが多いです。

ですので三陰交へのお灸は院で行うだけではなく詳しいツボの場所を当院の鍼灸師がお教えしてそこに自宅でもお灸を行ってもらうようなことも行っております。

この至陰へのお灸で胎児の胎動を促すことと三陰交へのお灸で子宮の状態を良い状態に保つことを主な目的として逆子(骨盤位)の治療を行っております。

実際に当院で治療を受けた方は早い方は1回の施術で逆子が改善したり3、4回の施術で改善したり比較的早く改善している方が多いです(*^_^*)

また逆子が改善した後も三陰交へのお灸は続けてもらっているので安定して出産を迎えられている方が多いです!(^^)!

インターネットでは逆子に対する鍼灸治療は効果的と言う記事がほとんどですが中には危険と言う記事も存在します。

たしかにやりようによれば危険な行為もあるかもしれませんが実際の臨床ではそんなことはほとんでありません。

鍼灸師は国家資格ですので大学や専門学校でしっかりと解剖学、生理学、臨床医学、病理学と言った医療専門科目を学習していますので鍼灸に対する禁忌事項や危険な施術などは特に注意し施術を行っておりますので安心して施術を受けられるかと思います!(^^)!

当院でも妊婦さん、お腹の中の赤ちゃんの状態をしっかり把握し無理のない治療を行っております。現在も何人かの方が当院で治療中です。

もしも逆子と言われ心配な方、質問がある方などがおりましたらお電話からの相談も行っておりますのでお気軽にご相談ください!(^^)!

当院での逆子治療は初めの問診から治療、アフターケアまですべて同一の女性鍼灸師が担当させていただいております(*^_^*)

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カテゴリー: 鍼灸治療
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