今現在、新型コロナウイルスやインフルエンザウイルス、ノロウイルス、ロタウイルスなどとても多いくの病原菌が蔓延しております。
感染症は目に見えない故こまめな『予防』が一番大切になってきますが、手洗いやうがい、マスクなどがいちいち面倒。。。自分は健康面はバッチリなので大丈夫。
と誤った判断で過ごしてしまうと感染してしまう可能性は大いにあります!!
当院ではこの時期特に『コロナウイルス』、『インフルエンザウイルス』、『ノロウイルス』の予防、除菌に力を入れております。
この3つのウイルスも全て同じような予防ではなくそのウイルスの特性をしっかり把握して予防を行います。
例えば同じウイルスですがウイルスには『エンベロープウイルス』と『ノンエンベロープウイルス』とがあります。
『エンベロープ』とはウイルスの周りにある膜のことで主に脂質や蛋白質などから構成されています。
このエンベロープがあるかないかで消毒液の効果が全く変わってきます!
『エンベロープ』は脂質でできているため構造上脂質を分解する物に弱いです。
それがアルコール系の消毒剤です。
アルコール系の消毒液はウイルスの周りのエンベロープを溶かしてウイルスに攻撃、弱体化させることができます。
エンベロープを持つと言われている代表的なウイルスは・・・
新型コロナウイルス、インフルエンザウイルス、ヘルペスウイルス、風疹ウイルス、エイズウイルス、B型、C型肝炎ウイルス・・・
などこのようなウイルスがあります。
言い換えるとこのウイルス達にはアルコール系の消毒液が有効と言うことです!(^^)!
では『アルコール系の消毒液』とは一体どんなものがあるのでしょうか?
消毒液も市販のものではたくさんありますが原料に何を含んでいるのかを把握することが大切です。裏面を見てどんな消毒液なのか把握しましょう。
例えば商品の裏面に
消毒用エタノール、70%イソプロパノール、クロルヘキシジン含有の消毒用エタノール、塩化ベンザルコニウム、ポピドンヨード含有の消毒用エタノール
このような表記があれば『アルコール系に』の消毒液になります。
まあ一番詳しくはお店の方に確認することが間違いないでしょうが(笑)
次に『ノンエンベロープウイルス』ですがこちらはウイルスを膜が包んでいない感じの構造になっています。
膜を持っていないので消毒液が効きそうなイメージがありますがこのノンエンベロープウイルスは『アルコール系』の消毒液があまり効かないと言う特徴があります。
このノンエンベロープウイルスには・・・
ノロウイルス、ロタウイルス、ポリオウイルス、アデノウイルス・・・
などが含まれます。
ではこのノンエンベロープウイルスに対して有効な消毒液は何かと言うと、
『塩素系』の消毒液です!
塩素系の消毒液には次亜塩素酸ナトリウムが含まれています。
この次亜塩素酸ナトリウムを含んでいればノンエンベロープウイルスを弱体化させることができます!(^^)!
当院では長年患者様としても交流のある『日動クリーニング』さんの自社開発による消毒液を使用させてもらっています!(^^)!
この消毒液は一本でインフルエンザ、コロナ、ノロと各種病原菌の殺菌が可能でとても使いやすい消毒液です(*^_^*)
当院ではこの消毒液の他にも消毒用エタノールや塩化ベンザルコニウムなどの消毒液を用いて除菌を行って安心して施術を受けることができる環境作りを目指しております!(^^)!