テレワークによって生じる体の不調について!

2020年もあっという間に10月に入りだんだんと寒くなってきました。

今年は新型コロナウイルスの影響で私たちの『日常』が大きく変わることがたくさんありましたね💦

その1つが『仕事のテレワーク化』です。

自宅でできる仕事を行うようになり会社に出勤するのは週に1.2回ぐらいと自宅中心で仕事を行う方が増えました。

このことに関しては様々な意見があり

『通勤時間が無くなりだいぶ楽になった』

『自宅で自分一人で黙々と仕事ができる』

『予定を組みやすい』

などの良い面を感じておられる方もいれば

『自宅だと気持ちの切り替えがうまくできずやる気が起きない』

『自分の中でスイッチが入らない』

『メリハリがない』

『ずっと同じ姿勢なので体が痛くなってしまう』

などの良くない面を強く感じている方も少なくないです。

ここではテレワークによって生じる体の痛みや実際に痛みが生じ当院に来院した例をいくつか紹介していきたいと思います。

●なぜ体が痛くなるの?

なぜテレワークになると体が痛くなったりすることが起こるのでしょうか?

色々な方からお話を聞いているとほとんどの意見に『以前より動かなくなった』と言うことが共通していました。

確かに通勤などが無くなった分歩いたり階段を上ったりと言う体を動かす動作が少なくなり逆に自宅で座位でパソコンを長時間使用する機会が増え長時間同じ姿勢の時間が長くなります。

そうなると姿勢を支持するために筋肉は長い時間収縮したり同じ部位に圧が加わっているため血行が悪くなったりしてあちらこちら痛みが生じてくると思います。

また筋肉は張りを帯びて硬くなり柔軟性が低下し『ぎっくり腰』や『寝違え』、『腰痛』などになりやすくなってしまいます・・・

このような『体を動かさなくなった』と言う要因によって筋肉が硬くなったり血行が悪くなったり同じ部位に圧がかかったりすることで腰が痛くなったり寝違えたり、背中に何とも言えない違和感や痛みを覚えたりしている方が多くなっているのかなと思います。

実際に当院に来院された方からも

『何時間も同じ姿勢でパソコンを使うことが多くなった』

『出勤していた時の方がなんだかんだで席を立ったりして動いていた』

『トイレや食事の時ぐらいしか動かなくなった』

と言う声を多く耳にします。。。

●実際に来院された例

①長時間パソコンを使っていて立ち上がろうとしたら腰に痛みが生じた。

この方は普段デスクワークが主体でテレワークになってからはパソコンを使う時間が増えていたということでした。

会社ではコピーをしたり何だかんだ席を立って動いていたのが自宅では必要最低限しか動かなくなり同じ姿勢が続いていた時に生じたとのこと・・・

実際に触診してみると腰部、背部および頸部の姿勢保持に関わる筋肉が硬く緊張しており柔軟性も低下していました。

日々続く長時間同じ姿勢と言うのが筋肉に負荷をかけ柔軟性の低下や血流阻害が生じている時に起こったのでしょう。

治療としては緊張している筋肉を弛緩させ柔軟性の改善、血流の改善を主として行ったところ順調に改善していきました(*^^*)

同じような生活がしばらく続く場合はまた同じような機序で発生することが考えられるので定期的な『ケア』もたいせつになってきます。

②画面を注視している状態から振り向いたら頸に痛みが生じた。

この方もテレワークでパソコンを使うことが多く長時間同じ姿勢が続いていたとのことでした。

先ほどの方と同じような機序でしょうが同じようなことで頸部にも痛みが生じることも多いです。

パソコンや書き物など机に向かって何かをしている際に頸部は軽度に下を向いている状態になります。この状態が長く続くのですから当然頸をこの姿勢に保持している筋肉には負荷がかかります。

この状態で急に振り向いたりすると筋肉の緊張状態や伸縮具合が急に変化しますのでその反動で痛みが生じてしまいます。

このよな要因で生じてしまったのではないかと思います。

頸部は可動域が大きく少し動かすだけでも痛みが生じてしまっていたのでまず痛みを軽減させる目的で『鍼灸治療』を行いました。

鍼灸治療のみでだいぶ痛みも軽減し可動域も回復しましたが原因となっている筋肉の緊張もありますので定期的に手技により筋肉を弛緩させ通院してもらっています。

痛みの程度がかなり強い場合に除痛に対して即効性がある鍼灸治療を組み合わせて治療を行うこともしばしばあります。

③オンライン授業になってから腰や背部が痛くなった。

この方は学生さんで学校の授業がオンライン授業になってから外出することも少なくなりあまり体を動かすこともなくオンライン授業を受けていたら痛みが生じるようになったとのことでした。

オンライン授業ですので自宅にいる時間も長いですし椅子に座っている時間も長くなったようであまり体を動かしていない感じはしていたようでした。

だいたい同じような機序ですがこのように年齢差なく若い方にも生じることもしばしばあります。

治療としてはやはり緊張している筋肉を弛緩させ血流の促進、柔軟性を出すためのストレッチを行いました。

さすがの若さで回復も早く1回の治療でだいぶ良くなりました(笑)

●まとめ

実際の例からもわかるように

『極端に体を動かすことが減ったこと』

『長時間同じ姿勢をとることが増えたこと』

この2つが共通していることが多いなと思いました。

確かにこの2つの要因は筋肉を緊張させ血行を悪くしたり姿勢が悪くなったりと色々体に良くないことが起こります。

これが大きな原因となって様々な不調が生じているのだと思います。

先ほど記載したように年齢差もあまり関係なくだれでも生じることは大いにあると思います。

これからの時期もまだどうなっていくかわかりませんしテレワークの普及が進んでいるので同じような症状を訴える方は増えてくると思います。

何か不調がある際にはなるべく早めに医療機関を受診することもそうですが痛くなる前に予防として受診してみることもススメします(*^_^*)

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悪化させない!ぎっくり腰になってしまった際の過ごし方について

ぎっくり腰とは主に急性に生じる腰痛の総称です。

ぎっくり腰はいきなり発生することがとても多いです・・・

これはみなさんご存知かと思いますが重い物を無理に持ち上げようとした時や急に動き出そうとした時、くしゃみをした時などに腰部がグキッ!っとなり場合によってはその場から動けなくなってしまうほどの激痛が生じます・・・

そんな『ぎっくり腰』ですが可能であれば整形外科や整骨院、鍼灸院と言った専門の医療機関を受診し治療を受けた方が確実に良いですがタイミング的に治療院が休診であったり夜間であったりしてすぐに受診できない時もしばしばあると思います。

その間、痛みや不安を抱えながら自宅で過ごしたりお仕事をされたりとその人それぞれの過ごし方をすると思います。

そこで今回はぎっくり腰になってしまった際の症状を悪化させない自宅での過ごし方を紹介していきたいと思います!

●動いた方がいい?動かない方がいい?

まずぎっくり腰の際は動かないで安静にしていた方がいいのか多少動かした方がいいのかです。

この場合は『動かさないで安静!』が大切です。

ぎっくり腰などの腰痛は主に『筋筋膜性の腰痛』と『椎間関節性』の腰痛に分けられます。

少なからずどちらとも急性期は『炎症』が生じています。

動くと言う動作は程度にもよりますがその炎症を増悪させてしまう可能性があります。

痛みが生じていると言うことは体から『動かさないでほしい・・・』とメッセージが来ているのとおなじことです。

ケガをしたばかりの時期はなるべく動かさずに安静にしていることで炎症も引いてきます!

痛めた直後は安静に過ごしましょう(#^^#)

●温める?冷やす?

次に温めるか冷やすかですがこれはそのケガの程度とケガをしてからどのくらい経過しているのかで変わります。

一般的に・・・

温める➡慢性的な痛み、筋肉の緊張、血流の悪い時

冷やす➡急性的な痛み、炎症が生じている時

このように状態によって変わります。

ぎっくり腰に当てはめるのであれば急に生じて激しく痛み腰部に熱感を感じる時には冷湿布などで患部を冷やす。

慢性的な痛みや何日か経過していて鋭い痛みではなく鈍いような痛みを感じたり、筋肉の張り、冷感を感じる際には温湿布で温めたり長めに入浴し深部から温めたり、寝る際に冷やさないように腹巻のようなもので温めたりする。

このように症状によって対処の仕方を変えた方がいいです!

熱感が強く生じている際に温めるとかえって炎症を亢進させてしまう可能性もあります・・・

また冷やすと言っても冷湿布などで熱を取るようなイメージで腰痛の場合にはキンキンに冷やしたりはしません。

●腰痛ベルト

次に『腰痛ベルト』ですが動いたりする際に痛みが生じていてそれでも仕事などで多少動かないといけない時などには使った方が良いと思います。

腰痛ベルトは動きをサポートして痛みを軽減させてくれるのでお仕事などで動くことが不安な時には適しています。

ですが頼りすぎてしまうと腰痛ベルト無しでは不安感を抱いたり付けてないと安心しなかったりして依存してしまうので回復して来たら少しずつ使用する時間を減らして元の状態にしていきましょう!

また夜間、睡眠中は腰痛ベルトやコルセットは外して就寝した方がいいです!

長時間内臓が圧迫されてしまったり皮膚が食い込んでしまったりしてあまりいいことはありませんので寝る時は外すようにしましょう。

『腰痛ベルト』

●体勢は?

最後に体勢ですがこちらは『横向きの姿勢』がいいと思います。

安静にしている際や寝ている時は仰向けやうつ伏せよりも横向きの方がいいと思います。

仰向けやうつ伏せの姿勢からだと起き上がる際に腰部や背部の筋肉を使ってしまうので痛みが生じてしまったり悪化してしまう可能性があります・・・

起き上がる際には横向きの姿勢になりできるだけ体を丸めて(お腹の中にいる赤ちゃんのような体勢)息を吸い込みそのまま腹筋に力を入れるように少しとどめて腹圧を高めた状態で腕を使って起き上がるような感じがリスクが少なく起きれると思います。

また長時間同じ姿勢が続くのもあまりよくないです。可能な範囲で姿勢を変えれるなら変えた方がいいでしょう!

起き上がる際や動く時も急にではなくゆっくり労わるように行うとリスクが少ないと思います(*^^)v

注意する点としては・・・

●長時間同じ姿勢をとらない。

●仰向け、うつ伏せには注意する。

●起き上がる時は横向きになり腹圧を高めて起きる。

●急に動き出さないようにする。

このようなことに注意してきおつけましょう!

●まとめ

ギックリ腰は急に発生してひどい場合ではその場から動くことも困難になってしまうほどの激痛が生じます。

可能であれば早めに専門の医療機関を受診するのが望ましいですがタイミングや都合によって行けない場合も多々あります。

自宅での過ごし方や温熱や冷却など正しく行うことで悪化するリスクを抑え回復していけると思います。

このような場合の時には決して無理をしないで安静第一で過ごすことが大切です!

またぎっくり腰や腰痛では治療を行い軽快して動かせるようになっても注意が必要です!

痛みが軽減すると自然と動かしても痛みはないですがまだ完全に治癒しているわけでもないので用心を忘れないようにしましょう。

少しずつ慣らしていき元の状態に回復していくことが大切です!(^^)!

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