ボウエンテクニック

身体の筋膜や自律神経系などを用いて機能回復や症状緩和などを図る施術の一つとして『ボウエンテクニック』と言うものがあります。

ボウエンテクニックはオーストラリアのトムボウエンによって生み出され、約60年ほど前から行われてきた施術方法です。

このボウエンテクニックの特徴は軽い刺激、治療中に『休憩』を入れる、痛みを全く伴わせないことなどです。ボウエン自身が認めたセラピストは全世界に約4万人ほどいると言われていますが日本ではまだまだなじみの少ない治療法です。

ボウエンテクニックは患者の皮膚に軽く触り(眼球を押して辛くならない程度)ローリングタイプの手技(軽く圧迫して転がすような手技)を施します。そして皮膚、筋肉を適度に緩ませつつ様々な圧迫を加えます。

●禁忌

ボウエンテクニックは基本的に健康状態、年齢、性別などを問わずに用いることができる手技ですが禁忌が2つあります。

①妊娠中の尾骨へのアプローチ

この部位は特に絶対的なデータがあるわけでもなくどちらかと言うと近年の研究で妊娠中の尾骨へのアプローチは安全とされていますがボウエンテクニックでは禁忌部位としています。

②豊胸手術を受けた女性の胸部に対するアプローチ

こちらも絶対的なデータがあるわけではありませんが施術後に施術部位のこわばり、痛み、違和感、今ある痛みの増加、疲労、インフルエンザ様症状が出現することが多くあまりこの部位には施術を行いません。

●治療中に患者を一人にする時間がある

ボウエンテクニックでは自律神経系にもアプローチを加えます。先ほど記載した3段階の皮膚、筋肉を適度に緩ませ、適切な圧を加えその選択した軟部組織上にローリング様の手技を行いますがその治療の間に中枢神経系に反応を与えるための『休憩』を行います。その休憩とは治療室を患者一人にし術者は退出します。そして患者にとって副交感神経優位の時間を与えます。この休憩もボウエンテクニックの特徴の一つです。この休憩中に患者は筋肉がピクピクと動いた、お腹の蠕動運動が亢進したなど様々な効果が起こります。これは緊張状態から急に環境を変化させたりすることで自律神経系を刺激することが要因の一つです。

●様々な治療効果

ボウエンテクニックでは研究の活発的に行われています。

脳卒中慢性期の患者に対してボウエンテクニックを行ったところ運動機能、健康に対する優位的な改善が見られた半面握力の低下が見られたケースもありました。

また関節の可動域に対しての効果を調査するためにボウエンテクニックを1回行いハムストリングスの柔軟性がどう変化するかを調べました。その結果ハムストリングスの柔軟性は増加しその効果は約1週間続いたとされています。

●ボウエンテクニックが組織にもたらす効果

実はボウエンテクニックはまだまだ解明されていないことが多いです。その中でボウエンテクニックの最も一般的な仮説としては『固有受容器』と『内受容感覚』とされています。

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筋膜を用いた治療について

みなさんは『筋膜』と言うものをご存知でしょうか?

テレビや雑誌などで取り上げられていることも多いのでご存知の方も多いと思います。

筋膜とは筋肉の補助装置のひとつで筋肉にピシッと張り付いており筋肉がスムーズに動くのをサポートしたり動く際の摩擦を軽減させていたりするものです。

身近な例えをすると鶏肉を買って包丁などで切る際にわかる薄皮のものがまさに筋膜です。

そんな筋膜ですが腰痛や肩凝り身体のだるさや硬さなどの疾患や症状に関係していると言われ今注目が集まっている治療の一つなんです!

今回はその筋膜を用いた治療について投稿していきたいと思います!

●筋膜は様々な部位で交差している

筋膜は全身の筋肉に存在しています。筋肉自体はどこから始まりどの部位で終わっているかと言う明確な走行が確認できます。筋膜もその筋肉を覆うように付着しているので明確に走行が確認できると思いますが、筋膜は筋肉一つ一つにペアで付着しているわけではなく大きく全体的に筋肉を覆っています。ですので身体のどこかしらの部位で交差する所が出てきます。

そのような筋膜が交差している部位は他の部位と違って重なっていたり緊張感が強くなっていたりとその部位に強くストレスが加わっている状態になっていることが多いです。

こうした筋膜にストレスが加わってくると本来の役割である筋肉の運動の補助や摩擦を軽減するなどのことに支障をきたすようになってきます。

そうすると身体に張っている感じや痛み、動かしずらさ、硬い感じと言った様々な症状が生じてきます。このようなことが筋膜が原因で起こる症状として多いです。

どこでどの筋肉の筋膜がどこの筋膜と重なり合っているのかと言うことは研究などでだいたいわかっておりその部位を重点的に治療することも多いです。

経穴(ツボ)との関係?

東洋医学と言う医療は鍼灸を使い身体の経穴(ツボ)と呼ばれる部位に刺激を加え様々な効果を引き出す治療です。そしてその東洋医学では経絡と言う経穴の部位をつなげた通り道があります。

このことと筋膜一体どんな関係があるのでしょうか?

筋膜にも、どの筋肉の筋膜がどのように走行してどこで重なり合っているのかを明確にした『アナトミートレイン』と言うものがあります。そして筋膜が重なり合っている部位は『トリガーポイント』と言われます。

実はこの経絡(ツボとツボをつなぎ合わせた通り道)とアナトミートレインとは走行が似ており経穴(ツボ)に関してはWHO(世界保健機構)が経穴とトリガーポイントはほとんど一致していると認めているのです!●アナトミートレイン→経絡●トリガーポイント→経穴と現すこともできます。

※ですが元々の東洋医学思想の経絡経穴とはこのような筋膜との関係は全くなく一切違うようなものです。近年の筋膜の研究によりこのような似ていることがわかってきました。経穴は今から何千年も前に発見されていたとされているので昔の人は本当にすごいですね(笑)

信州鍼灸整骨院での治療

当院でも筋膜を中心とした治療を行っております!

信州鍼灸整骨院は30年以上磨いてきた整体をプラスした手技療法に筋膜に対するアプローチを加え痛みや筋肉の過度な緊張、可動域制限と言った症状を解消させます!

特徴は痛みを伴わない治療です。施術中に押されたり触られたりして痛みなどを感じていると交感神経が優位になってしまい目的としている血行の促進や筋肉の弛緩などに支障をきたしてしまいます。施術中は副交感神経を優位にすることが大切ですので痛みなく心地よい刺激で治療を行っております。

筋肉が硬い感じがする、腰や肩が痛い、血行が悪い感じがするなどのお悩みの方はぜひお連絡ください!

スタッフ全員全力で患者様の症状を解消するお手伝いをさせていただきます(*^_^*)

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筋膜の解剖学的構造

『筋膜リリース』や『筋膜マッサージ』と言うワードを最近よくテレビなどのメディアで目にします。

ですがあんまりこのワードだけでは筋膜に対して何かをすることはわかりますがそれ以外はわかりません・・・

簡単に申しますと筋肉の周りに付着している『筋膜』を刺激し筋肉と筋膜の摩擦をなくしスルスルと動くようになり痛みや張り感などを改善する治療方法です!

この投稿ではまず『筋膜の構造を少し見ていきましょう!』

●筋膜の解剖学的構造

まず身体の基礎を作るものとして4つの大きな組織があります。

●支持組織

●筋組織

●神経組織

●上皮組織        の4つです。

支持組織と言うものは主に『身体を支える』役目をしている者たちのことです。

骨や軟骨、細胞同士の間を埋めていたり腱や靭帯の結合組織なども該当します。

実は以外にも『血液』はこの支持組織に分類されます。

そして筋膜はと言うともちろん筋組織に分類されています。筋肉の補助装置として機能しています。

部位としてはまず支持となる骨がありその上に神経や血管に富んだ骨膜が骨を覆うように存在しさらに筋肉や靭帯と言った組織が付着しています。その筋肉の上に筋肉を覆うように『筋膜』が存在しています。骨膜と同じような付着の仕方をしています。

これだけでは終わりでなくその上からまた皮下組織や脂肪、真皮、皮膚などとたくさんの組織があり人体を構成しています。

身体全身がこのような構造をしているとは限らず腕や足などはこのような基本的な構造をしていますが顔面や足底などは少し違った構造をしています。まあですが筋膜や骨膜などの付着の仕方などは同じですね。。

人体の骨格系の構造はこのようになっています。かなり簡易的ですが・・・(笑)

筋膜の作用

そんな筋膜ですがどんな作用をしているのかと言うと筋肉にぴったりと付着して筋肉が動く際の摩擦を軽減させていたり筋肉が滑らかに動くのをサポートしています。

身近な例で言うとスーパーなどで購入した鶏肉の薄皮がまさに筋膜に相当します。

そしてその筋膜は体中を走行しており様々な部位で交差していたり重なり合っていたりしています。

序盤で言った『筋膜リリース』や『筋膜マッサージ』は主にこの筋膜の重なっている部位や交差している部位にアプローチし筋肉や筋膜にかかっているストレスを取り除くような手法です。

体中様々な部位に張っているためにどうしても私生活や身体の姿勢などで突っ張る部位や引っ張られる部位などが出てきます。

そういった部位は本来の役目である筋肉の動きをサポートすることや摩擦を軽減することが厳しくなってきてしまいそれが張っている感じや痛み、動きずらさ、重い感じなどと言った症状として身体に出現してきてしまいます。

そのような場合の治療法や対処法はまた他の投稿で紹介していきます(笑)

簡易的な説明ですが筋膜の構造はこのような構造をしていてその構造上どうなると痛みや違和感が生じるかを説明していきました。

いざ筋膜などの治療を受ける際にその構造や仕組みを少しでもわかっていると治療に対する考え方や自宅での生活指導など納得してできるかと思います(*’▽’)

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当院の交通事故治療や交通事故サポートについて

当院だからできる無料相談サポート!

交通事故にあわれた際にはとても緊張していますしその場に駆け付けた警察官などの指示に従うような形で自分も気が付かないうちに物事がどんどん進んで行ってしまうことが多いです(*_*)

当院では30年以上に渡って『交通事故治療』を行ってきましたので様々なケースや治療の流れなど色々な場面でお力になれると思います!

その他にも交通事故で発生しやすい『ムチウチ』や『腰痛』などの自宅での対処法などもお伝えできるのも当院の特徴です(#^^#)

治療の流れ

●整骨院での治療の流れ

①問診:まずはどのような状態でケガをされたのか、それによりどの部位がどのように痛むのかなど患者様の主訴や訴えをお聞きします。そして医師の診断書の内容を元に現在の症状をお伺いします。

②触診:実際に患部がどうなっているのかを知るために患部に触れ熱感、腫脹の有無、関節可動域、筋肉の緊張などを確認し治療方針を決めていきます。

③治療:その患者様に合った治療を行います。マッサージ、手技療法、物理療法を主に用いて治療を行います。

④治療後の生活指導など:治療を行った後に自宅や職場での注意してほしいことや体勢などを指導したり自宅で行ってほしい運動などを指導したりします。

⑤治療の終了:初めに訴えていた症状が消失、緩和して交通事故全体としての治療が終了します。書類などに記載されている費用などを確認しサインをして終了となります。

●交通事故の治療手順

①保険会社への連絡:当院が保険会社さんと連絡を取り治療をする旨を伝え保険会社さんから承諾をもらいます。

②症状、状態の確認:病院での診断書を元に治療を行いますので診断書を拝見し現在の実際の症状と照らし合わせてどのように治療を行うか決定します。

③治療の開始:上記のような治療を行います。症状によってけん引療法や電気療法と言った様々な物理療法も取り入れ治療を行います。

だいたいこのような流れで『交通事故治療』を行っていきます。もちろん途中途中で経過、程度の確認なども行います。

交通事故にあってしまったら最低限これだけはしたいこと!

●警察に連絡をする。

●相手の電話番号や住所と言った連絡先や保険加入の有無、保険会社名などの情報を収集しておく。

事故直後は気が動転していて冷静な判断ができずどんどん物事が進んで行ってしまったり警察の方などにすべて任せてしまったりしてしまうことが多いです。ですがこの時点で相手方の連絡先や保険会社名などの情報を収集しておくことで後々書類手続きなどの際に必要な情報がすでにあるのでスムーズに行えます。

●軽いケガだと思っても医療機関を受診しましょう。

少しケガをしたが痛みもひどくないし軽そうだからとそのままにしておくことはあまりよくありません。確かに軽いケガでその後も痛みもなく違和感も全くない状態ならいいですが、先ほども申しましたが事故直後は気が動転していて一種の興奮状態となっています。と言うことは身体としては『交感神経優位』の状態になっています。交感神経には痛み情報を鈍らせる作用があります。ですので事故直後は何となくの軽い違和感や痛みだけだったけれどもひと段落してから嫌な違和感や痛みが増してきたなどということはしばしばあります。事故から何日も日にちが経過してしまうとその事故によってその症状が生じていると言いずらくなってしまい治療を行う際に妨げとなってしまうこともあります。事故にあわれて身体に違和感や痛みを感じたらなるべく早めに医療機関を受診しMRIやCTと言ったもので専門的な診断をしてもらうことが大切だと思います。事故によって自分自身の身体がどうなったのを認識しておくことは大切なことだと思います。

信州鍼灸整骨院での交通事故治療

●30年以上に渡る豊富な臨床経験!

当院は30年以上に渡り『交通事故治療』を行ってまいりました。その中で様々な事故のケースや治療を行っておりますので治療はもちろん、治療以外のことでもお力になれる場面が多いと思います(*^^)v

●手技療法と整体

通常の手技療法に加え整体を組み合わせた当院独自の治療で辛い症状を改善させます!

●鍼灸治療

お医者さんの診断書と同意書があれば『交通事故治療』に対して鍼灸治療も行うことができます!鍼灸治療は痛み、違和感の緩和や改善にとても効果がございます(#^^#)

●土日祝日も診療しております!

当院は土日祝日も午前中に限り診療を行っておりますので来院するのに予定が合わないなどの心配が無用です♪

●平日夜20時まで受け付け

当院では平日夜20時まで受け付けを行っておりますのでお仕事帰りなどでも来院することが可能かと思います(#^^#)

当院のHPにも『交通事故治療』についてまとめたページがありますのでそちらもご参照ください(*^^)v

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この時期にきおつけたい日常的なケガについて

季節も秋からもう冬に差し掛かり年末も近づいてきております。寒さもこれから一段と厳しくなってきますね( ;∀;)

そんなこの時期に日常的に発生しやすいケガについて今回は『ぎっくり腰』と『頸周りの悩み』の2つについて発生機序や概要、予防法などについて投稿していきたいと思います!(^^)!

ぎっくり腰

この疾患は知らない人はいないくらいだしなりたくもありませんよね・・・

実はこのぎっくり腰はこの時期に発生することが多かったりします。

寒さも本格的になり夜間などはだいぶ気温が低下しています。布団を被って寝ていれば体温は暖かく保持できますが睡眠中の人間の血液循環は『脳』を中心とした循環を行います。ですので身体の末梢の部分は冷えやすくなります。特に末梢部位ですが腰や足も冷えやすいです。血液量が少なく冷えているということは筋肉は硬くなってきてしまいます。

朝起きたらなんだか足腰が硬い感じ、ダル重い感じがする・・・と言う経験をしたことがある方は多いですよね。ですが起きて動かしているうちに血流も増加してきますので気にならなくなることも多いです。

そのような状態で大掃除や家事で腰にあまり良くない中腰の姿勢などから荷物を持ち上げたり、長時間同じ姿勢からいきなり身体を起こしたり、振り向いたりすると『ギク!』と言う具合で腰を痛めてしまいがちです・・・

寒さと大掃除や家事、仕事などがあわただしくなり疲労が溜まり疲れを隠しながら過ごしている状態が続くので発生が多いと思います( ;∀;)

予防としてはまずは身体を冷やすのは良くないので湯船につかったり朝、軽く体操を行い血液循環を良くしたりし身体を温めていることが大切だと思います。特に冷えが気になる方や朝の起床時に腰が痛かったりする方は腹巻の中にホッカイロなどを入れて温めるのも効果的です(#^^#)

また大掃除や家事などで重い物を持ち上げる際はしっかりと膝を使って腰のみで持ち上げようとしないことが大切です。

頸周りの悩み

頸部周りのお悩みも多くなります。

腰同様この時期の寒さが原因で血液循環が滞ってしまうことも多い理由の一つです。また寒さを感じると震えてしまい自然と肩に力が入り知らないうちに肩が上がってしまって筋肉を長い時間収縮させてしまい筋肉が疲労、張ってしまいます。そこから肩のダル重さ、頭痛、張り感などが生じてきてしまいます(*_*)

またお仕事などでデスクワークをされている方はやはり年末になるにつれ仕事量も増加する場合が多く同じ姿勢が長時間続き肩頸周りがとても疲労してしまうことも原因のひとつです・・・

お仕事となると毎日の繰り返しになるので中々予防が難しいかと思いますが身体を温めることはもちろん、同じ姿勢が長時間続いてしまうと筋肉にはいいことは無いのでなるべくこまめに体勢を変えたり、ストレッチを入れたりと少しリズムを作ることが効果的だと思います。

頸部や肩周りは重だるさや張り感が生じてくるとそのまま『頭痛』と言う嫌な症状が生じてくる場合もあります・・・

頭痛が生じてきてしまうと集中できずなにもやる気が起きないし身体が辛いなどと様々な悩みが出てきてしまいます。この主に筋肉の緊張などからくる頭痛(筋緊張性頭痛)を予防するにはやはり定期的に筋肉を弛緩させてあげることが大切だと思います。日常生活の流れやリズムを変えることはそう簡単にできないので週に一回など自分で都合のいい日を決めマッサージやもみほぐしなどで筋肉を弛緩させるようにし同じ一週間でもリズムのある生活にしていくのが効果的だと思います(#^^#)

主にこの2つの症状でお悩みになっている方や実際に来院される方が多いので今回はこの2つをピックアップしましたがこの他にも時期的に発生しやすいケガなどはたくさんあります。そしてケガをして痛みが生じてきていたり日常生活に支障が出てきたりしていたら『忙しいから・・・』と後回しにせずに早めに対応している医療機関を受診して適切な治療を受けることをおススメします!

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けん引療法について

整形外科や整骨院などで主に『ヘルニア』などの疾患に対して行われることが多いです。

腰や頸をけん引した経験のある方は多いと思います。

けん引と言っても大きく分けて『直達けん引』と『介達けん引』とがあります。

介達けん引とはけん引と言われて想像するような治療法のことです。医療機器を用いて腰や頸をけん引するものです。

直達けん引とは手術などで直接骨に銅線などを通しそれを外部からけん引する方法で介達けん引よりも大きな力でけん引することができます。主にこちらは大きな部位の骨折など徒手整復が不可能な場合に行われることが多いです。

今回は『介達けん引』について投稿していきたいと思います!(^^)!

どんな方法で行うのか?

ほとんどは専用の医療機器を用いて行います。用途や部位によって異なりますが機械自体でけん引力をかけてけん引する方法と自分自身の体重でけん引したい部位にけん引力をかける方法とがあります。

すべて機械制御で自動に行えるものから台やベルトを使い、けん引するものと種類は多いです。

また疾患により用途やけん引時間も変わってきて例えば腰痛などで痛みが生じている場合にはあまり強い力でけん引してしまうと逆に痛みを増してしまう恐れがあるために即時にけん引は行いませんがその痛みのために患部を動かさなくなり可動域が減少してきてしまい関節なども固くなってきてしまいます。そうならないために痛みが他の治療により減少してきてからけん引療法を取り入れます。

ヘルニアなどの疾患の時にはけん引療法を積極的に取り入れます。もともとヘルニアとは『脱出』、『突出』すると言う意味で普段は脊髄内に収まっている髄核と言うものが様々な原因で脊髄から『脱出』、『突出』しその部位が神経などを圧迫しその神経の支配領域に沿ったしびれや感覚異常、それに伴った筋力低下などが生じてきます。その治療にけん引療法を用います。何秒おきにけん引と弛緩を繰り返すよりも何十分と持続的にけん引力をかけている方が効果的です。

どのくらいの強さがいいのか?

強ければ強いほど効果が期待できるわけでもなく適切な力で行わなければなりません。

だいたいので体重の約三分の一程度の力でけん引を行います。

あまり強くけん引してしまうと筋肉や関節にストレスがかかってしまい痛みが生じてきてしまう可能性が高いです(*_*)

頸ってひっぱてもいいの?

この疑問は良く耳にします。基本的にはこちらも適切な力でけん引すれば問題はありません。確かに頸部には中枢神経系の脳に関係する血管や生命を維持するのに必要な神経系もたくさん集まっており強い外力などが作用することはいいことではありません。

特に突発的なけん引力や捻転力の加わるけん引力などは頸椎が衝撃に耐えれない場合があるので危険です。基本的に骨は捻転力に強くないのであまりねじりすぎるのは良くないでしょう。安全な機械で安全な方向に適切なけん引力を加えるのが一般的です。ですが

ですが頸部には重要な血管や神経がたくさん集まっているので治療に対する効果も大きいです!(^^)!

腕や指先にしびれなどが生じてきている時には腰のヘルニアと同様にけん引療法を積極的に行います。頸部にも『頸椎ヘルニア』と言っててヘルニアは発生するので治療法はけん引力法が主体となってきます。

頸椎の捻挫、例えば寝違えなどにも有効ですのでとても効果的な治療法です(#^^#)

また扱っているのは医師や医療従事者ですので危険因子や禁忌なども熟知していますので治療も安心して受けられると思います(*^_^*)

簡単ですがけん引療法についてまとめてみました。

けん引単体で治療することもありますが様々な治療法と組み合わせて治療を行うこともあります。

腰痛や足のしびれ、頸部の捻挫や腕指先のしびれなどでお困りの際にはけん引療法を行ってみるのも効果的と思います!(^^)!

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超音波治療について

超音波治療とは文字通り人間には聞こえない超音波を体内に送り体内の組織などで反射して戻ってきた信号を強さや時間などで分別させて画像化して受傷部位の診断に用いるものや、超音波が発生させる振動を利用して干渉波治療器などでは届かない体内の深部の組織に刺激を与え治癒能力を促進させるような治療のことです。

体内の状態を画像化し健側(ケガをしていない側)と患側(ケガをしている側)を比較しながら診断ができますし動かしながら情報を見られるのでどの部位がケガをしているのか細かく診断することができます!また他の似たような画像診断装置に『レントゲン』がありますがレントゲンと違い『被爆しない』と言う大きなメリットもあります!(^^)!

どんな時に用いるかと言うと主に『軟部組織損傷』の場合に用いることが多いです。

筋肉や腱、靭帯をケガした場合に多く使われます。肉離れや靭帯断裂、捻挫、打撲、などが多いですね。

こうした診断以外にも組織の治癒促進を目的として行うことも多いです。超音波治療器は超音波と言う空気を揺らす振動を体内に送りその振動で深部の細胞などを刺激、活性化させ代謝亢進や血行促進などといった効果をもたらせます。

ですので『肩凝り』などにも活用することもできます(*’▽’)

肩凝りや腰痛と言った慢性的な痛みは血流が停滞していたりその部位の状態があまりフレッシュではない場合が多いのでそういった部位に細胞を振動で活性化させ血行促進を促す超音波治療を行うとそれだけでも改善が見られることがあります!(^^)!

その他にも『五十肩』、『アキレス腱断裂』、『野球肘』、『テニス肘』などなど適応する疾患は多いです!身体の様々な部位に使用することができるのも利点の一つですね(*^^)v

『温熱療法』の一種になるので治療を行っている際に暖かく感じることもしばしばあります。暖かくなっているということは深部の細胞を振動させ活性化しその結果熱を産生しているということになります(*^^)v

振動を体内に送っているので、もしもケガをしている場合はそのケガをしている部位は疼痛の閾値などが上昇していて痛みに対して敏感になっていますのでケガをしていない部位と比べると感じ方が違います。ズキズキ痛む感覚もあれば少しピリッとする感覚などありこのようなことを利用してケガをしている部位でもより限局してケガをしている部位を特定することもできます!(^^)!

急性期以降の保存療法として治療を行う際にも振動を深部に限局して送りますのでジェルをつけてそのジェルを伸ばすような感じで振動を分散して治療を行います。ジェルを伸ばさないで同じ部位に振動を与え続けると痛くなってしまうのでそのようなところは注意が必要です。

以上、簡単ですが大まかに超音波治療についてまとめてみました!

もし超音波治療について疑問を持った際にこの記事がご参考になれば幸いです!(^^)!

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電気治療について

ケガなどをされて整骨院、接骨院、整形外科などを受診するとよく治療として『電気治療』を行うかと思います。

ですが『電気治療』ってなんのために行うのか、どんな効果があるのかってあまりわかりませんよね・・( ;∀;)

ですので今回は『電気治療』について投稿していきたいと思います(*^_^*)

まず電気治療と言っても主に『干渉波治療器』と『低周波治療器』とがあります。どちらもあまり違いはありませんが周波数の違いで分けられています。

●干渉波治療器は主に筋肉の層に刺激を与え筋肉の収縮を促し筋ポンプ作用を起こさせ痛みの原因となっている停滞物質などを血流で取り除くような作用です。

●低周波治療器は痛みを伝えている太い神経に作用させ痛みと言う刺激が脳の感覚野に到達する前に抑えるような作用です。

体内での作用の仕方は違いますがどちらも『痛みを軽減させる』と言う目的は同じです。

ですので実際治療院などで施術される場合でも痛みが生じているところ、気になる部位などに電気治療を行うことがほとんどです。

また筋肉のポンプ作用を利用しますので血流も良くなり血行促進作用もあります(#^^#)

そんな『電気治療』ですがよくある質問として刺激が強い方がいいの?、どのくらいの刺激がちょうどいいかわからない・・・などがあります。

『電気治療』の刺激は簡単に言えば『自分自身がちょうどよいと感じる刺激量』が適切と言えます。強い方が効果が高いなどはあまり関係なく施術を受けている時にその刺激が苦にならないのが重要です。

慢性的な疾患や身体の様々な部に行える『電気治療』ですが心臓ペースメーカなどの体内植込型の医療機器がある場合、悪性腫瘍、感染症、急性疾患、意思表示がしっかりとできない人、皮膚の知覚障害、目、瘢痕組織など禁忌もありますので注意が必要です。

なにか気になること、心配なことがある際には院のスタッフに気軽に質問することが大切です(*^^*)

治療の目的、効果を知っておけば安心して治療を受けることもできますし疑問なく治療を受けることができるかと思います(*^^)v

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現代医学的な鍼灸治療

○古典的鍼灸治療○中医学的鍼灸治療○現代医学的鍼灸治療と様々治療がある中今回は『現代医学的な鍼灸医療』について投稿していきたいと思います!

『ベースは西洋医学』

古典的鍼灸治療、中医学的鍼灸治療は主に『東洋医学』をベースに治療や診断を行います。一方現代医学的鍼灸治療は『西洋医学』を主にして診断、治療を行います。

筋肉や関節、神経と言った組織を中心に治療を行います。特に『解剖学』、『生理学』の知識を応用して鍼を刺入します。

ですので何か疾患がある場合にはその関連する筋肉や神経を直接狙い刺入する場合が多いです。

さらに鍼を刺入し筋肉の弛緩効果を得ることができますがその他にもホルモンの分泌を促したり疼痛閾値の調節などなど様々な効果を得ることが可能です!

そして他の治療法と大きく違うのは『エビデンス』(根拠)に元ずく治療を行うということです。エビデンスとは実際にこの治療はどのような場所にどのようにアプローチしその結果どのような結果、効果が得られるのかを実験、検証し科学的に証明されたことなどを言います。

古典的な鍼灸治療や中医学的鍼灸治療にはエビデンスはないのかと言うとそうではなくて効果としては確かに確実な様々な効果が発生しており、その過程で何が起こってその結果になっているのかと言う証明付けができておらず現在でも医師や研究者、鍼灸師が研究を行っております。最近では少しずつですが解明してきたことも多く良くテレビなどでも取り上げられているのを目にします。

以前投稿した『東洋医学』の思想とは違い鍼、灸を使い解剖学、生理学などの人体の構造や生理機能に則った刺入や治療を行います。鑑別診断や徒手検査などを行いどこにどのような原因で症状が出ているのかを明らかにします。

病院や介護施設など他の医療機関との連携を取っていたり他のものとは違いが大きいです。

鍼通電

現代医学的鍼灸治療の治療法の一つとして鍼通電(電気パルス)と言う方法があります。名前からして少し怖い、抵抗のあるような治療法ですが・・・(笑)

実はこの治療法とっても効果的で効率も良いのです(#^^#)

主に『筋肉の弛緩』、『血行障害の改善』、『疼痛の緩和』、『自律神経系の調節』などに効果を期待できる治療法です。

どのようにして行うのかと言うと例えば筋肉の硬結や痛みが生じている部位の近くに鍼を刺入しその近くの部位、あるいは痛みがある部位を挟むように鍼を刺入します。刺入した鍼の先の方に専用のコードを挟み機械で電気を送っていくような流れです。

これだけではあまりイメージもわかず怖そうな感じしか残らないですよね・・(笑)

実際に行った体験談を申しますと全く痛みはなくブォーンと言うような刺激が筋肉にかかっている感じです。表面の皮膚などに『ビリビリ』、『チクチク』と言った感覚は無く筋肉に刺激がくる感じです。そして治療が終わった後はスッキリと軽くなった感覚があり筋肉の弛緩効果を実感することができました(*^^)v

ですがこれはしっかりと狙った筋肉に適切な角度、深度、鍼の太さ、電圧で治療を行った場合に生じる効果でありかならず痛みや不快感はないと言うことはありません。

また筋肉を他動的に収縮させることもでき脳卒中での麻痺や筋力低下、自分で動かせない時などに、あるいはリハビリとして行う場合もあります。

盛んな研究

現在医学の著しい進歩もあり多くの疾患が治療、治癒することができるようになりました。しかしそんな中でも治療するのが難しい、治療法はない、などの難病や不定愁訴を訴える慢性的な症状などはあまり治癒や治療が難しいです。

そこで現在注目されている治療法の一つが『鍼灸治療』になります!

先ほども申しましたが鍼灸治療には効果があるが科学的な証明がなされてない治療法が多いです。そのような研究も盛んに行われておりますが『現代医学的な鍼灸治療』は特に大学や研究所で様々な研究が行われています!

鍼灸治療にはまだまだ色々な可能性が秘められており期待も増しております!(^^)!

簡単ではありますが『現代医学的な鍼灸治療』についてまとめました。

何か鍼灸治療のことで疑問に思うことがあった際にこの記事がお役に立てれば幸いです(*^^)v

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中医学的な鍼灸治療

鍼灸治療には大きく

『古典的鍼灸』、『中医学的鍼灸』、『現代医学的鍼灸』

とがあります!今回は『中医学的な鍼灸治療』について少しまとめていきたいと思います(*^^)v

中医学的鍼灸とは?

中医学的な鍼灸とは主に中国で使われている『中医学』と言う学問の考えを基本として鍼灸治療の診断、治療に用いている医学です。

前回記載した『古典的な鍼灸治療』とベースは似ています。

元々鍼灸治療は中国から伝わったもので簡単に申しますと

古代中国で誕生し受け継がれてきたもの      ➡中医学的鍼灸

中国から伝わり日本独自で発展してきたもの    ➡古典的鍼灸

このような感じでベースは同じですが発展、伝承してゆく過程で独自の手法や治療法などが生まれてきました。

例えば鍼の刺入方法も少し違っていて日本では鍼を刺入する際に鍼管と言う中が空洞の管を使い上から鍼を軽くたたいて刺入する『鍼管法』と言う刺入法が一般的に使われています。一方中国では鍼管は使わずにそのまま刺入する『撚鍼法』と言う方法が一般的です。

診断法や治療法も独自の方法があり日本でも中医学的な鍼灸治療を基本として治療を行っている鍼灸師は多いです。

中国では西洋医学を学び病院などで勤務するいわゆる『医師』と西洋医学も学びつつ中国伝統医療の中医学も学び取得できる『中医師』と言う2つの資格があります。

西洋医学系の病院もあれば中医学系の病院もあり中には2つを統合した病院も存在しており東洋医学が西洋医学と同等のレベルで扱われております。

そんな中国伝統医学の中医学を元として治療を行うのが『中医学的鍼灸』になります。

治療法

行っている治療法は主に古典的な治療に似ている部分もあります。

先ほども申しましたが鍼管を使わない『撚鍼法』を用いたり、中国独特の思想や手法を用いた治療を行います。

日本では見たこともないような治療もいくつかございます( ゚Д゚)

簡単ではございますが中医学的な鍼灸治療をまとめてみました!

この他にも様々な手法などがございますし治療の仕方はその鍼灸師により異なるのでいくつものやり方が存在します!(^^)!

もし鍼灸のことで何か疑問を抱いた時にこの記事が参考になれば嬉しいです(*^^)v

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