うつ病に対する治療について

前回の投稿で『うつ病』、『自律神経失調症』についての概要や原因、症状を投稿しましたので今回は『うつ病』に対する治療法をご紹介していきたいと思います。

●うつ病

まず初めにうつ病は心の病と言われることが多いですが正式には脳の疾患です。治療はなるべく早く開始することが大切で治療には四大柱と言われていることがあります。

それは『休養』、『薬物療法』、『精神療法』、『身の回りの環境調節』です。

一つ一つ見ていきましょう。

●休養

職場や外出先などで強いストレスを受けてしまったり中々ゆっくり休養できる時間がなかったりするとしっかりと自分で考えたり物事を整理できなくなってしまいます。休養は身体にとっても心にとっても、とても大切なことです。責任感が強い人や真面目で自分に厳しい人などは『うつ病』になりやすい傾向がありそのような方は職場を休んだりすると周りに迷惑がかかってしまうと考え中々休養を取ることが難しいと考えることが多いです。

ですが休養はうつ病治療の基本となりますので職場や家族などと相談し定期的に休養がとれるようにしていきましょう。休養が十分取れてくるとうつ病が原因で起こる食欲不振や睡眠障害と言った症状も改善されてくるケースが多いです(*^_^*)

●薬物療法

名前の通りに薬を使って治療を行います。うつ病の治療には欠かせない治療です。

現在では選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)、セロトニン、ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)、睡眠導入剤、抗不安薬などが使われています。

どうしようもない不安感や自分自身ではどうにもできない症状には薬を用いて原因となっている物質をシャットアウトさせたり阻害させたりします。

うつ病の薬物療法での一番重要なことは『用法用量をしっかり守る』と言うことです。

一見当たり前のことですが薬を飲んでも不安感が改善せず過剰に摂取してしまったり飲むのを忘れていて不規則に服用していたりすると効果はあまりありませんし場合によっては重篤な副作用が生じてしまう可能性もあります。

服用する際は必ず主治医の指示のもと『用法用量を守って』服用するようにしましょう。

●精神療法

精神療法とはうつ病になってしまった原因であるストレスや事柄について対処法を考えたり克服したりして再発しないようにするプログラムです。休養や薬物療法で改善がみられる患者は多いのですがその原因となったことを克服していかなければ再発してしまう可能性があります。

具体的には自分に厳しく真面目でなんでも正確に自分が安心する状態までこなしたいタイプの人では多少のミスなどを気にしないようにしたり冷静に対処したりするように訓練を行ったりします。

また対人関係が原因で発症してしまった場合は周りの人のサポートや協力により自分が今どうなってしまっているかをしっかりと伝え理解してもらうことが大切です。

●身の回りの環境調整

環境調整とは例えば職場で部署を変えてもらうことや仕事時間の変更、家での役割変更などのことです。原因となった事柄がそこにあるのならばそのことを変えていくことで大きな改善がみられると思います。

以上が『うつ病』に対しての主な治療法になります。

その他の治療法は運動療法、日光をよく浴びる、などあります。

『うつ病』とは適切な治療を行っていけば改善、完治がみられる疾患でありますのでしっかりとした自分に合った無理のない治療を行うことが大切になってくると思います。

カテゴリー: 柔整治療