足がつる現象について

寝ている間やちょっと体勢を変えようとした際などに突然『足がつる』ことって多いですよね・・・

しかもかなりの痛みを伴います( ;∀;)

なぜ『足がつる』と言う現象が起こるのでしょうか?

今回はそんな『足がつる』現象について投稿していきたいと思います!

『つる』ってどういう状態なの?

足がつってる時ってどんな状態になっているんでしょうか?

簡単に言えば『筋肉の過緊張状態』です。

自分の意志とは関係なく筋肉が緊張してしまうので筋収縮をコントロールすることができません。また本来中枢神経系からきた情報に対してそれ以上で反応してしまい強く収縮してしまうことも多いです。

身体の筋肉には屈筋と伸筋がありそれぞれ拮抗した作用があります。付着しているところも反対側についています。例えば足のふくらはぎの筋肉では屈筋群である腓腹筋、ヒラメ筋などはいわゆるふくらはぎと言う部位にあります。アキレス腱の上の筋肉達です。足の伸筋群はその反対、つまり足のスネの方に付着しています。前脛骨筋などが代表的です。そして足がつるとは筋肉の過緊張状態と言いましたが屈筋と伸筋では圧倒的に『屈筋』の方がつりやすいです。これは人間の身体は元々屈筋のほうが伸筋よりも強い作用があるからです。

水分不足?

よく脱水していたり水分を取らないと足がつったり頻繁につる時は水分を取るといいなどといいますよね。

足がつるのと水分とはどんな関係があるのでしょうか?

確かに水分不足や脱水時は足がつりやすいです。それは中枢神経系からの情報の伝達がうまくいっていないからです。

身体の水分は単に『水』と言うわけではなく水分6、固形物4という感じで分かれています。水分は細胞外液と細胞内液とに分かれナトリウムやカリウムなどの電解質、イオンを含んでいます。固形物の方は蛋白質や無機質、脂質などがあります。この細胞外液や細胞内液に含まれている電解質が神経の情報伝達に関与しています。

この純粋な水分量とナトリウムなどの電解質の差が崩れると伝達がうまくいかなくなります。その状態がいわゆる『脱水』ですよね。例えば中枢神経の脳から5の力で足を動かす。と命令がきても途中で伝達がうまくいかず結果10の力で動かしてしまったりします。この場合はスポーツなどの場面で多いです。脱水にもなりやすいですしつる力も強いし競技中に起こることがほとんどなのでケガをすることも多いです。

ですので水分補給をしっかり行うことは予防になると思います。純粋な水分量とナトリウムなどの電解質との差が大切ですので、うまく配合されているスポーツドリンクや経口飲料水などが効果的だと思います(*’▽’)水のみやコーヒー、アルコールはあまり適していません(‘_’)

寝ている時につりやすいのはなぜ?

これは一番の悩みどころですよね・・・

ぐっすり寝ているのにいきなり激痛が走り目が覚めてしまい睡眠が台無し・・・

なんて嫌です。。。(*_*)

なんで寝ている時に多いのでしょうか?

いくつかありますが多いのは寝ている時の中途半端な収縮や布団の重さでつってしまうことです!

寝返りしたりする時にはもちろん筋肉は収縮しています。その時に先ほど記載したような状態ですと足はつりやすいです。。また無意識のうちに中途半端に力を入れっぱなしにしてしまい情報がうまく伝達できずつってしまったりすることが多いです。

また寝返りなどをしなくても重い布団などを被って寝ていると足の関節が屈曲した状態で固定されます。(つま先が下を向いている状態。)屈筋の筋肉自体は収縮しているような状態に長時間なりそれが原因でつってしまうこともしばしばあります( ;∀;)

このようなことが原因で足がつってしまうことが多いです。この時期は暑さがなくあまり水分を取らないことが多いのでこまめに水分補給や足の筋肉が疲労していればもちろんつりやすくなりますのでストレッチ、お風呂でしっかりと身体を温め循環を良くするなどして予防をしていきましょう!(*’▽’)

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