この時期にきおつけたい日常的なケガについて

柔整治療

季節も秋からもう冬に差し掛かり年末も近づいてきております。寒さもこれから一段と厳しくなってきますね( ;∀;)

そんなこの時期に日常的に発生しやすいケガについて今回は『ぎっくり腰』と『頸周りの悩み』の2つについて発生機序や概要、予防法などについて投稿していきたいと思います!(^^)!

ぎっくり腰

この疾患は知らない人はいないくらいだしなりたくもありませんよね・・・

実はこのぎっくり腰はこの時期に発生することが多かったりします。

寒さも本格的になり夜間などはだいぶ気温が低下しています。布団を被って寝ていれば体温は暖かく保持できますが睡眠中の人間の血液循環は『脳』を中心とした循環を行います。ですので身体の末梢の部分は冷えやすくなります。特に末梢部位ですが腰や足も冷えやすいです。血液量が少なく冷えているということは筋肉は硬くなってきてしまいます。

朝起きたらなんだか足腰が硬い感じ、ダル重い感じがする・・・と言う経験をしたことがある方は多いですよね。ですが起きて動かしているうちに血流も増加してきますので気にならなくなることも多いです。

そのような状態で大掃除や家事で腰にあまり良くない中腰の姿勢などから荷物を持ち上げたり、長時間同じ姿勢からいきなり身体を起こしたり、振り向いたりすると『ギク!』と言う具合で腰を痛めてしまいがちです・・・

寒さと大掃除や家事、仕事などがあわただしくなり疲労が溜まり疲れを隠しながら過ごしている状態が続くので発生が多いと思います( ;∀;)

予防としてはまずは身体を冷やすのは良くないので湯船につかったり朝、軽く体操を行い血液循環を良くしたりし身体を温めていることが大切だと思います。特に冷えが気になる方や朝の起床時に腰が痛かったりする方は腹巻の中にホッカイロなどを入れて温めるのも効果的です(#^^#)

また大掃除や家事などで重い物を持ち上げる際はしっかりと膝を使って腰のみで持ち上げようとしないことが大切です。

頸周りの悩み

頸部周りのお悩みも多くなります。

腰同様この時期の寒さが原因で血液循環が滞ってしまうことも多い理由の一つです。また寒さを感じると震えてしまい自然と肩に力が入り知らないうちに肩が上がってしまって筋肉を長い時間収縮させてしまい筋肉が疲労、張ってしまいます。そこから肩のダル重さ、頭痛、張り感などが生じてきてしまいます(*_*)

またお仕事などでデスクワークをされている方はやはり年末になるにつれ仕事量も増加する場合が多く同じ姿勢が長時間続き肩頸周りがとても疲労してしまうことも原因のひとつです・・・

お仕事となると毎日の繰り返しになるので中々予防が難しいかと思いますが身体を温めることはもちろん、同じ姿勢が長時間続いてしまうと筋肉にはいいことは無いのでなるべくこまめに体勢を変えたり、ストレッチを入れたりと少しリズムを作ることが効果的だと思います。

頸部や肩周りは重だるさや張り感が生じてくるとそのまま『頭痛』と言う嫌な症状が生じてくる場合もあります・・・

頭痛が生じてきてしまうと集中できずなにもやる気が起きないし身体が辛いなどと様々な悩みが出てきてしまいます。この主に筋肉の緊張などからくる頭痛(筋緊張性頭痛)を予防するにはやはり定期的に筋肉を弛緩させてあげることが大切だと思います。日常生活の流れやリズムを変えることはそう簡単にできないので週に一回など自分で都合のいい日を決めマッサージやもみほぐしなどで筋肉を弛緩させるようにし同じ一週間でもリズムのある生活にしていくのが効果的だと思います(#^^#)

主にこの2つの症状でお悩みになっている方や実際に来院される方が多いので今回はこの2つをピックアップしましたがこの他にも時期的に発生しやすいケガなどはたくさんあります。そしてケガをして痛みが生じてきていたり日常生活に支障が出てきたりしていたら『忙しいから・・・』と後回しにせずに早めに対応している医療機関を受診して適切な治療を受けることをおススメします!

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