スポーツによって生じる様々な疾患

スポーツは人間の本来持っている攻撃性を『ルール』を設けて無害化し人々の様々な交流と健康増進法としなくてはならないものとなっております。

運動を行えば発汗し気分も爽快になり健康にもつながりとてもいいものですよね!(^^)!

ですがケガなどの障害はどうしてもついてきてしまいますよね・・・

注意していれば防げるケガから思わぬ接触や筋の緊張などにより生じるものまで様々ありますが少し疾患を紹介していきます!

その前にまずどのようなスポーツでどんなケガが多く発生しているのか見ていきましょう!

○スポーツ種類別のケガの発生頻度   ○スポーツ中のケガの部位別発生頻度

1.アメリカンフットボール       1.足関節

2.ラグビー              2.手指部

3.体操競技              3.膝や下腿部

4.バレーボール            4.手関節

5. 柔道                5.肩

このような場所や種目が多いようです。

相手と激しく接触するコンタクトスポーツが種目別ではやはり多く部位を見てもフットワークなどの基盤となる足関節やボールなどの器具を持つ手指部、膝、肩などが多いようです。

 

そしてどれも捻挫、骨折、打撲が多く発生しています!

 

では疾患を少し見ていきましょう。

 

○オスグッド・シュラッター病

この疾患はとても有名でこの疾患と診断されたことがある方も多いと思います。

成長期のスポーツを行っている男子に多く発症しピークはだいたい13歳前後とされています。

どのような疾患かと言うと成長期に膝関節の伸展機構(膝を伸ばすこと)の使い過ぎで脛骨粗面部(膝のお皿の下あたり)に繰り返しのけん引力が働き脛骨粗面部が裂離損傷をきたす疾患になります。

症状としては脛骨粗面部の隆起、熱感、疼痛、運動時痛などが見られます。

よく中学生前後でスポーツを行っている子供が膝の下が痛くて骨が出っ張っている感じがするその疾患です。膝をよく使うスポーツに多いようです。

○足関節捻挫

この疾患も誰もが一度は経験したことがあるかもしれないぐらい有名な疾患です。

足関節の周りに存在している靭帯の損傷部位により内側側副靭帯損傷、外側側副靭帯損傷、脛腓靭帯損傷と3つに分けられます。また足を内側に捻った場合と外側に捻った場合で損傷する靭帯の部位も変わってきます。

最も多いのは足を内側に捻り受傷する『外側側側副靭帯損傷』です!

外側側副靭帯損傷では足関節の外側にある『前距腓靭帯』を損傷するケースが多いです。熱感や疼痛、歩行困難などの症状が生じてきます。

内側側副靭帯損傷では足関節の内側にある『三角靭帯』、『脛腓靭帯』を損傷するケースが多いです。この場合は靭帯損傷と同時に足部の骨折を合併するケースもあるのでオペや長期治療になる場合もあります。

○骨折、脱臼

スポーツによって生じた外力が骨などの身体を支持している組織に作用すれば骨折や脱臼と言う形でケガをしてしまう場合もあります。

スポーツで多いのが手指部の骨折が多いです。バレーボールやバスケットボールのプレー中に好発します。スポーツの種類によって発生しやすいケガも変わってきます。

骨折や脱臼は他のケガとは違い治癒して選手として復帰するまでに長期間の時間がかかってしまいます。それに骨片によって生じる神経損傷、血管損傷と言った二次障害も発生する場合がありますのでそれにも注意が必要です。選手としてプレーできない間のレギュラー争いなど身心的なダメージもあることも忘れてはいけません。

 

代表的な疾患をご紹介しましたがもちろんこの他にも様々な疾患、ケガが存在します。

スポーツは健康にもよくとてもいいものですがしっかりと運動前のストレッチ、準備運動を行いケガに十分注意することでもっと有意義なものとなるでしょう!(^^)!

当院では30年以上様々なケガを整復、固定、後療法を行ってきた実績があります!

患者様に無理なく楽な形でケガの処置を行っております(#^^#)

当院の電話は診療時間外でもつながるようになっておりますので緊急の際でも対応させていただきます!

なにかお困りの際にはお電話下さい!(^^)!

信州鍼灸整骨院℡048-864-5400(相談可能)

 

 

 

タイトルとURLをコピーしました