足関節捻挫について

こんにちわ!

最近ではスポーツブームが起こりスポーツをしている方、身体を動かしている方がとても多いです!スポーツは健康維持にはとても効果的でまたストレス発散、気分転換などの効果もあり効果的です!(^^)!

ですが身体を動かす分当然ケガをしてしまう可能性もあります・・・

今回はそんなケガの中でも特に多い足関節捻挫についてご紹介していきます!

 

○足関節の形態・解剖

そもそも足の関節ってどのような構造をしているのでしょう?

足の関節は脛骨、腓骨、距骨という3つの骨で構成され名前を足関節(距腿関節)または上跳躍関節と言います。可動域の高い関節ですが左右を内側側副靭帯、外側側副靭帯という靭帯で補強されています。

可動域が高いのでケガをしてしまう確率も高くなっています(*_*)

○足関節捻挫

そもそも足関節捻挫には足を親指側に傾ける『うちがえし』と小指側に傾ける『そとがえし』で発生する内側側副靭帯損傷と外側側副靭帯損傷とに分かれます。

うちがえしで受傷するのが外側側副靭帯損傷、そとがえしで発生するのが内側側副靭帯損傷ということになります。

この2つで圧倒的に多いのが外側側副靭帯損傷です!

理由としては足の骨である脛骨と腓骨の長さに違いがあるからです。内側にあるのが脛骨、外側にあるのが腓骨ですが脛骨より腓骨の方が長さがあるため必然的にうちがえしをするケースの方が多いのです。さらに外側側副靭帯の中でも『前距腓靭帯』という靭帯を損傷するケースが大半を占めています。

○症状

●外側側副靭帯損傷

足関節の外側に疼痛、腫脹が見られます。そして受傷から数日たってから足の外くるぶしの下に皮下出血班(内出血)が現れるのが特徴です。ケガをした直後は痛みのため歩くことができないことが多いですがしばらくすると歩けるようになる場合が多いです。

腫れや痛みの程度と損傷具合が一致しない場合があるので自己判断で判断しないようにしましょう!

●内側側副靭帯損傷

内側側副靭帯は別名三角靭帯とも言われており三角形の形をしています。足のそとがえしを強制され発生します。このケガはよく内側のくるぶしの骨折を伴うことが特徴です。靭帯自体は外側側副靭帯よりも強靭なので発生頻度も外側側副靭帯損傷の方が多いです。症状は基本的に外側側副靭帯損傷と似ています。

大きく違うところは骨折を伴いやすい事と発生頻度ですね・・

○治療法

足関節捻挫の治療はケガをした直後はケガの程度に関係なく『RICE処置』を行います。

RICE処置とは・・・

  • R・・・REST(安静)
  • I・・・Icing(冷却)
  • C・・・Compression(圧迫)
  • E・・・Elevation(挙上)          のことです。

この4つのことをとにかく繰り返し行います。圧迫とはすなわち包帯などで固定することで挙上とは就寝時などに患部を心臓よりも高いところに置いておくことで内出血などの吸収を促し血液の停滞を防ぎます。

このRICE処置を行い疼痛の軽減が見られたら次は足回りの筋力強化を行います。実はこの筋力強化がとても大事で再度捻挫をしないような状態を作ります。

 

足関節捻挫は日常よく見られるケガで軽視しがちな疾患ですがきちんと治療をしないと何度も捻挫をしてしまう癖がついてしまうのでもしも捻挫をしてしまったらしっかりと治療を受けに行きましょう!!

 

 

 

 

 

タイトルとURLをコピーしました