痛風について

痛風はみなさん日常よく耳にする疾患だと思います。よく聞くのがビールの飲みすぎ、高血圧、塩分の取りすぎなどが原因で発症するということです。なので『贅沢病』とも言われていますね(*’▽’)

今回はそんな痛風についてみていきましょう!

○痛風とは?

痛風とは核酸の成分である『プリン体』という物質の最終産物である尿酸が過剰に作られたり、腎臓の疾患などで排出量が低下したりして高尿酸血症が生じその尿酸が結石を形成しその結石が身体の組織に沈着しそれに伴った疼痛、関節痛、尿路結石、腎疾患などの症状を引き起こす疾患です。

ではその核酸って一体何なんでしょう?・・・

核酸は簡単に言うとDNAに含まれる物質のことです!

すなわちDNAを多く含んでいる食品をたくさん食べていると痛風になるリスクが上がってしまうということです( ゚Д゚

)

DNAが多く含まれている食べ物って??・・・

DNAとはすなわち遺伝情報が入っている細胞のことです。その遺伝情報を持っている細胞とはずばり、卵や、魚卵、海鮮類の食べ物などです!!

ですのでお酒を飲む人に痛風が多いのはもちろんビールなどの摂取でプリン体の蓄積もありますが原因として多いのは『おつまみ』として食べているものの関連が高いのです!それにおつまみで食べているものは味付けが濃いものが多いのでその分水分の接収量も多いため血圧も当然上昇してしまいます( ;∀;)

ですのでお酒好きで味の濃いおつまみを食べている方は要注意デスネ・・・( 一一)

○症状

痛風と言えば急に起こる激烈な痛みが特徴です。その激痛の原因って何なんでしょう?

簡単に言うと核酸の蓄積、沈殿により尿酸の結晶が形成されその結晶が原因で起こる関節炎です。

尿酸の結晶はとてもトゲトゲしていて針状結晶とも言われるぐらいですのでそれが組織に刺さってしまうと考えるとものすごく痛そうですよね・・・(*_*)

好発する場所は主に足の親指の関節(MP関節)、足関節、アキレス腱部です。ケガ、飲酒、不眠、薬剤接種、運動などで疼痛を誘発することがあります。そして発症している部位は赤く腫れ、痛みを伴っています。

皮下に結節が存在する場合もありますがその結節は『痛風結節』というものです。

また痛風の症状として腎不全、尿管結石、なども起こる場合があります。

○治療

治療は主に薬による薬物療法が主体になります。

※痛風が女性と子供に少ない理由※

なぜ9対1という圧倒的な男女差があるのでしょうか?

それはエストロジェンというホルモンが関係しています!

エストロジェンの分泌が盛んな子供や更年期前の女性には痛風は発症しにくいと言われています。。。

 

簡単ですが今回は痛風について紹介してきました。

イメージに通り痛みは相当なものを伴いますので罹患なんてしたくないですよね・・・( ;∀;)

ですので食生活の中で塩分の摂取を抑えたり、適度な運動、暴飲暴食を避けるなど日常生活の中から危険因子となるものを減らしていきましょう!!

 

 

 

 

 

 

 

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