椎間板ヘルニア

今回は最近よく耳にするヘルニアについて投稿したいと思います。

頸椎、腰椎と椎間板ヘルニアは発症しますが今回は腰椎椎間板ヘルニアについて投稿します!

○腰椎の解剖と発生機序

解剖:腰椎とは腰部にある5つの椎骨のことを言います。椎骨の中に脊髄があり各椎骨の間から足などに行く神経が枝を伸ばしています。

発生機序:定義としては脊柱管内に突出した椎間板により馬尾神経が圧迫され坐骨神経痛などの症状を引き起こすとされています。馬尾神経とは足などに枝を伸ばす神経の束のことです。加齢とともに症状があまり現れず無症状のまま発症する場合もありますし逆にレントゲンで突出が確認されているのに腰痛、神経症状が消退するケースもあります。ですので腰椎椎間板ヘルニアと診断するに診断基準が設けられています。

○症状

  1. 坐骨神経痛
  2. 腰椎の前屈制限
  3. 坐骨神経痛に伴う側彎
  4. 腰痛、下肢痛
  5. 障害神経根の領域に生じる神経症状
  6. 膀胱、直腸障害

※膀胱、直腸障害、進行する神経麻痺の場合は緊急手術が適用となります。

○診断

①腰椎の前屈が制限されている。②ラセーグ徴候、SLRテストなどで下肢痛が誘発される。③障害部位の神経症状

以下の3徴候がある場合臨床的に腰椎椎間板ヘルニアと診断をくだします。

画像診断:X線写真、MRI、CT、脊髄、椎間板造影などを行い他の似た疾患と鑑別し腰椎の障害高度を確定診断します。

似たような疾患:腰椎分離症、腰椎すべり症、変形性腰椎症、腰部脊柱管狭窄症。

○治療

先ほども書きましたが膀胱、直腸障害、進行する神経症状がある場合には緊急手術の適用となります。

その他の症状には基本的に保存療法を段階的に行っていきます。急な腰痛などで発症した場合にはコルセットなどを使って2,3日安静にする場合もあります。

保存療法で効果がない場合は手術療法の適用となります。

 

以上腰椎椎間板ヘルニアについて簡単ですがご紹介しました。

イメージ的に痺れと腰痛が続く病気かなと思っていても案外重症例では手術を行うケースもあります。

もしも自分に今回書いた中で該当することがいくつかある場合は一度専門医のもとで診断してもらうことをおススメします!

 

カテゴリー: 柔整治療