鍼灸治療とは?効果は?・・

信州ブログ

 https://www.pakutaso.com/20160512140post-7901.html参照
●鍼灸治療は、あることは、世間に多く知られているとは思いますが、実際に施術を受けてその効果を実感
 される方は少ないかと思います。鍼、灸をツボや患部に施すことによって、身体全体のバランスや機能を
 ひきだしてあげることによって、治療をしていくことです。では、一体どういった仕組みで治療がなされて
 いくのかを少し語っていきたいと思います。

●鍼灸治療とは、どういった手法で、なにが期待できるのか?
 ・鍼治療は、ツボや患部に直接鍼を刺します。0.12ミリ~0.44ミリの鍼の太さのものを使い、どの太さのもの
  を使うのかは、疾患や鍼灸師の判断で変えていきます。刺し方に種類があり、単刺、置鍼、パルス鍼と3種類
  ありこれも疾患や鍼灸師の判断で変えていきます。単刺は、鍼を刺してから、上下左右に動かしたり、指で
  弾いて振動させたりして、すぐ抜く手法です。置鍼は、刺してから10分ほど放置し、抜く手法です。パルス
  鍼は、刺してから、その鍼に低周波を流し、時間を置く手法です。このような手法を用いて、刺激を与えて、
  免疫系や自律神経系に働きかけ、痛みを抑えたり、免疫力を促進できると言われています。
 ・灸治療は、もぐさを利用し、ツボや患部に熱刺激を与えていく手法になります。直接灸と間接灸というやり方
  があり、直接灸は、もぐさを直接皮膚の上にのせて着火させるやり方です。熱による刺激はかなり強く期待
  できますが、治療後に、水泡ができることも珍しくなく、灸痕(灸治療を施した痕)が残る可能性が高い
  です。間接灸は、灸点紙という、専用の紙を用いて、この紙の上にもぐさを置き着火させるやり方です。
  間に灸点紙があることにより、熱刺激はそこまで強く伝わりませんが、灸痕も残りづらく、安全性に長けて
  います。
  
  https://www.pakutaso.com/20160434111post-7682.html参照

●鍼灸治療の効果とそれによる仕組みとは?
 鍼灸治療の効果は諸説あるとされていますが、ここでは大きく効果が期待されているとされていることを
 記述させて頂きたいと思います。
 ・鍼治療は、刺激によって、免疫系や自律神経系への働きかけを行うことによって、鎮静効果や自己免疫
  力の向上が図られます。また、筋緊張が緩んで、血行促進されたり、末梢神経の痛みの信号を遮断させ
  たり、痛みを抑えるための脳内分泌物質のエンドルフィンが分泌されたりなどの効果も期待できると
  されています。
 ・灸治療は、熱伝道による、血行改善が主な効果とされていますが、血行が改善されることで、造血作用
  (血が新しく作られる)であったり、免疫物質が血中に入っていくことなどが期待できるとされています。
  
  http://ladies-medical.com/参照

●このような説明で、鍼灸治療がどういったものであるかは、ある程度理解できたと思います。鍼灸治療は、
 精神疾患を抱えている患者様や体全体の悩みに対しての治療に大きく効果が期待できます。治療時間も
 長くとって、ゆっくり治療していくために、鍼灸師との会話の中で心と体の治療が図られることが大きく
 期待できると思います。また、急性疾患にも速効性が期待でき、比較的楽な体勢で施術することが可能
 ですので、どんな疾患に対しても適応が高いと考えています。ぜひ、試してみたい方や今の治療にお悩みを
 抱えている方は、気軽にご相談頂ければと思います!

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