足関節捻挫

足部捻挫のほとんどが内反捻挫でその応急処置および注意点について
説明します。足部捻挫ですと、軽く考えて歩き回ると痛みと腫れがドッと
でてきてしまいます。足首を捻ったと思った時は歩き回らない事が痛みを
悪化させないための大事な要点になります。

参照

原因
 足部捻挫は、特にスポーツをしている時に多く発生(ジャンプからの
 着地、瞬発的に切り返しをした際など)しますが、日常生活の中でも多く
 起こりうる場合があります。単純に階段や溝などの段差で足を踏み外して
 しまったり、なにかにぶつかって体勢を立て直そうとした際
 又は着地した際に捻ったりなどがあります。
 
症状
 冒頭でも説明しましたが、足関節捻挫は内反捻挫(足の裏側が内側を向く)
 が多く、損傷する靭帯も症状の強さにより、異なります。足関節捻挫と
 言ったら、前距腓靭帯はほとんど損傷されています。これを軸として、
 ほかの靭帯が損傷されていないかを触診と視診で確認していきます。
 主な症状として、疼痛、腫脹(内出血)、可動域制限、歩行困難があります。
 

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治療法
 包帯やテーピングを用いて固定していきます。受傷程度を確認した上で、
 どの程度の固定が必要なのかを見極めていきます。当然、急性の疾患
 ですので、しっかり冷やすことも大切です。スポーツをしている方々には、
 大会やその後の計画をしっかり把握した上での固定力が大事になってきます。
 当然、受傷して1週間~2週間は強めの固定が必要になってきます。その後は
 必要に応じて運動療法を入れて機能改善することが大事です。これを怠って
 しまうと靭帯が弱いままになってしまい、何度も繰り返し弱い外力で
 捻挫してしまい癖になってしまうのです。捻挫は早く治すことは難儀では
 ないですが、そのあとのまた繰り返さない努力が大切になります。
 お困りの際は気軽にお問合せ下さい。

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