脊髄分離症・すべり症

過度の運動をすることによって、椎体の突起が分離してしまうことを
脊椎分離症といいます。脊椎分難症は文字どおり、脊椎の一部が骨折して
離れるというもので、椎間関節突起間部に見られます。あまり激しい痛み
を伴わないことが多く、分離症と気づかないケースがよくあります。
何となく腰が重い
ときどき腰が強く痛むという場合
分離しているかもしれないので、とりわけ運動をよくしている小学校
高学年から中学生の子供で痛みが引かず上記に当てはまることがあれば
一度専門医に診てもらうようにしましょう。 脊椎には左右両側に
関節突起がありますが、分離症では片側の突起間部が分離するケースと
両方とも分離するケースがあります。とりわけ両側が分離してしまうと
上位椎体は後方の下関節突起による制動を失ってしまい、下位椎体の上を
前方にすべり出して、分離すべり症に移行します。また椎分離があると
腰部が不安定になり椎間板へのストレスを増すことになり、
椎間板ヘルニアを併発することもあります。

原因
 

➀遺伝性・先天性によるもの

➁繰り返し加えられるストレスによる疲労骨折

・とくに➁の原因は、成長期の過度のスポーツ活動などによってよく
 引き起こされます。 診断は、レントゲン写真の斜位像を撮ることで
 行われますが分離がよくわからないときには、さらにCT検査
 よって診断されます。 椎体が前後にずれてしまうすべり症もまた
 神経を圧迫し腰痛を引き起こします。すべり症とは、縦に連なって
 いる脊椎が前後にずれてしまったものでずれた椎体が神経を圧迫する
 ため強い痛みしびれなどを伴うことがあります。分離を伴わない
 すべり症は椎間板が加齢や疲労などによって徐々に変性するのに伴ない
 椎間板内圧が減少することによって椎間関節が不適合を起こし椎体が
 前後にすべることに起因します。又、脊椎の突起の両側に分離があると
 椎体の連結が不安定になりすべり症に移行しやすいことを解説しました
 がこのようなすべり症を分離すべり症といいます。その他、分離を
 伴なわないすべり症(脊椎すべり症、変性すべり症ともいう)もあります。
 いずれも40歳代、50歳代の中高年に多く見られます。
 
 https://allabout.co.jp/gm/gc/452763/参照

治療法
 基本的には保存療法で、薬物による治療とあわせて
 コルセット装着による腰部の固定と牽引やホットパックなどの理学療法を
 並行します。加えて、マッサージと電気療法も施行していきます。
 早い段階で分離症と診断されたら、コルセットを装着し原因となっている
 スポーツ活動を休んでください。当院では、椎間を広げるバックトラック
 療法
もございます。これで骨癒合が起こり、自然に治ります。完治すれば
 スポーツも問題ありません。関節の状態と筋肉の状態をしっかり把握して、
 地道に治療していけば、痛みや違和感は必ず改善していきますので、
 なにかお困りの際はお電話にてご相談下さい。

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